2007年02月04日

負けない・抜かせない・強いホウオー/共同通信杯回顧

今日は競馬場いってきました。フサイチホウオーがまたやってくれましたね。どこまで連勝を続けるのでしょうか?

成績・レース映像
http://jra.jp/datafile/seiseki/replay/2007/013.html


単勝1.4倍、かなり被った人気でした。馬体重もプラス10キロでパドックでは腹周りに若干の余裕が感じられる仕上がり。もともと体型的に太く映るタイプとはいえ、ラジオNIKKEIの時のしっかり絞れた馬体と比較すると一抹の不安がよぎりました。

ただ、馬場に出ると元気いっぱいに返し馬をしていつものホウオー。有り余る力を発散させるように鞍上になだめられながらパワフルなフットワークを披露していました。レースは一団で進む展開で平均〜ややスロー、ホウオーは中団で折り合いをつけ4コーナーで外に持ち出すと一気に先頭へ。内で先に仕掛けたフライングアップルは並ばせないまま抜き去るが、大外強襲のダイレクトキャッチは完全に脚色が上で一瞬やられたと思いました。でも並んだら最後まで抜かせずクビ差凌いでそのまま押し切ってしまいました。

本当に「負けない」馬だなぁと・・・。付けた着差はいつも大したことないけど、そのたびに「着差以上に〜」と言われる馬。
タイムトライアル的な勝負で絶対的な存在だとは思いませんが、とにかくやたらと勝負強い。圧倒的に実戦向きタイプ、「競馬が強い」って感じ。今日のレースもフライングアップルを目標に一度抜き去ったら競馬を止めようとしていましたが外からダイレクトが視界に入るともう一度踏ん張って見せました。負けん気の強さはすごいものがあります。テイエムオペラオーや最近だとカワカミプリンセスにも共通するところがあるかな。こういうタイプの馬がデビューから未だ負け無しで連勝を続けているということは非常におもしろいなぁと思います。

でも他陣営にとっても打倒ホウオーの具体的な戦略がはっきりしました。先に行かない、並ばない、気付かせない。ゴール直前で大外から一気に抜き去る競馬が理想、今回は結局届かなかったとはいえダイレクトキャッチの乗り方は正解だったと思います。出し抜けというと聞こえが悪いですが、ホウオーが本気の走りをする前に離れた位置から差しきるやり方が最もスマート。ホウオーはそういう点で不安がありますので、一頭になっても気を抜かずに伸びる走りを覚えることが課題でしょう。競馬だからいつかは負けるとは思いますが、出来ればこのまま勝ち続けてほしいものです。
その他では、2番人気ニュービギニングは4着。過去の戦歴やパフォーマンスからこの馬が上がりの勝負では分が悪いのはある程度分かっていました。4着というのはなんとも微妙ですがホープフルS勝ちぐらいの力は出したと思います。パドックでも相変わらず頼りない馬体でこれでOP勝ち出来ちゃうのはさすがに血統だなぁと感心してましたが、今回は末脚爆発とは行きませんでした。この馬に関しては「通例からいけば足りない馬だが、血統的な潜在能力の可能性に賭ける」というのが戦前での評価でしたし、兄のような爆発的な瞬発力が出なかったという時点でこの結果は順当という訳です。これから競馬を覚えてキャリアをつめばどんどん成長する可能性もありますし、次走が注目されます。

フリオーソは・・・、全然ダメでした(爆)。3コーナーではやくも鞍上の手が動きまったく見せ場なく惨敗。馬体チェックでは危険承知でプッシュしてみましたが、今日のパドックでも抜群の馬体、周回はやや硬さがあるものの繋ぎの印象は良くこれなら芝でも・・・と思い果敢にホウオーと馬連一点勝負!あえなく撃沈しました。結果論の言い訳になりますが、今日のように時計の速い東京の芝で、サンデー系ばかりが連対する流れ、ペースも落ち着きそうな少頭数・典型的逃げ馬不在、どう考えてもBT産駒でダート実績馬がいきなり勝ち負けできる状況じゃなかったですね、自分はそういうとらえ方は苦手ですが実際2着のダイレクトキャッチが東京新馬戦で33秒台を計時していたことなどを考えても、切れる馬を選ぶべきだったのでしょう。馬自体は素晴らしかっただけに残念。

ホウオーはこの後は皐月賞に直行するようです。そこまで父と一緒じゃなくても・・・。NHKマイルCを使う可能性は低い用ですし、皐月賞を叩いてダービーというのが青写真?でも負けてないだけに無用のプレッシャーがあるでしょうね。ちなみに父の当時もいわれてましたが共同通信杯→皐月賞直行のローテで勝ち馬は過去にいません。もちろんダービーが大目標として、そこに100%に持っていくためにどのような仕上げをしてくるのか非常に興味深いところです。体重も500キロ以上あり脚元への負担もあるので使い詰めよりはいいと思いますが。

個人的には、今度職場を移る関係で今後プライベートでの中央競馬場観戦がなかなか難しくなりそうなので、友人との競馬観戦の見納めと思って今日は東京に赴きました。馬券はさっぱりだったのがいかにも自分らしいですが、目の前でホウオーが勝つところを見れて嬉しかったですね。いい思い出になりそうです。

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2007年01月10日

年末年始のあれこれ

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

年末から正月にかけてあったことを思い返してみると、大賞典をすっかり忘れて見過ごし、正月は実家に帰って10年ぶりのスキーを堪能し、鳥取砂丘のライトアップイルミネーションに感動を覚え、こちらに帰って東西金杯で初ハズレ馬券をJRA様に献上、嫁の実家で飲み過ぎて8日は一日中ダウン、虚ろな意識でダイワスカーレットに初黒星がついたのを見ながら、気づけば相撲は大変なことに

といった感じでした。

仕事も始まって、もう正月ボケは終わりにしたいところですが今頃になって、久々の運動による筋肉痛と二日酔いの後遺症と弱った体に風邪のダルさがまとめて襲いかかっています…。

寒いので、みなさんも体にはくれぐれも気をつけましょう。

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posted by 馬砂雪 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

それでもディープは飛んでみせた/有馬記念回顧

本当に"飛ぶ"馬はいるんだなぁ

引退レースの有馬記念で最高のディープインパクトを見せ付けられました。最後まで緊張を解かず、これだけの状態を維持した陣営にはただ頭が下がる思いです。

直線の短い中山内回りの有馬コースでも飛んでみせるとは、やはりこの馬だけは計れない。ディープが勝つには上がりの競馬を捨てて、早めに捲って押し切るしかないと思ってましが浅はかでした。皐月賞より、昨年の有馬より遙かに速い脚で4角を回り、坂で止まるどころか加速して突き抜けるまさに"飛ぶ"走り。4角で他馬を置き去りにする加速の速さに感動すら覚え、これこそがこの馬の真骨頂なんだと改めて感じました。過去のレースと比較してもベストパフォーマンスと言える強い、そしてディープらしい内容だったと思います。

有馬記念を上がり33秒台の脚で差しきったのはマンハッタンカフェだけ、それを0.3秒上回りましたが、最後は流して手綱を緩めていたので追えば33秒前半を計時していたでしょう。池江泰郎調教師は「競馬とは上がり3ハロンにどれだけの脚が使えるかの勝負」と言いました。自分のスタイルを頑なに貫いて、最後の瞬間まで輝き続けた優駿の姿に、競走馬のひとつの完成形を見た気がします。

3歳3頭は各々の競馬をしましたが、100%のディープの前には全く問題になりませんでした。メインは前半ハイ、後半スローの流れを作ろとするも4角で早めに来られてアウト。ドリパスはインベタから好機を狙うも前の馬が動かず行き場をなくして半分自滅。サムソンは番手から自分の競馬を試みたが上がり勝負に対応しきれず完敗。ただ、それぞれが勝つための選択をしての結果だけに、納得しています。来年に希望がつながりました。

レース自体はメインが離して逃げるも後続はスロー。逃げ馬のペースが落ちた後半に、前の馬がなかなか動かなかったため、結果的に上がり勝負になり展開やコース取りで不利を被った馬が何頭かいました。またディープに競馬をしやすくしてしまいました。ただダイワのアンカツにしてみれば距離不安がある中自分から動けないのは当然だし、ポップロックのペリエも漁夫の利狙いの死んだフリ作戦。デルタ岩田は自分で流れを引き込むために、最初から外で待機して多少ロスがあっても早め捲りをやるしかなかったはず。厳しい言い方ですが、今回は鞍上の選択ミスで不完全燃焼だったように思います。
ポップロックの成長ぶりは見事。鞍上の作戦がハマった感が強いものの、海外遠征帰りできっちり結果を出したことは素晴らしい。来年も注目です(川田が乗ってくれないかな?)。

ディープ以外の掲示板に載った馬+アドマイヤメインは恐らく実力的にそう差はないでしょう。条件、展開、状態一つで着が入れ替わるほど接近した関係だと思います。そんな中誰が来年の主役になるのか、僕はまだまだ成長途上に感じる3歳馬に期待したいです。


さて、ついに引退を迎えたディープインパクト。引退式でまだ若々しい姿を見ていると、(引退に納得しているはずなのに)やはりちょっと勿体無いなんて気持ちが沸いてきます。あのしなやかで美しいフットワークがもう二度と見られないのは寂しいですね。

種牡馬としての彼の可能性は正直わかりません。「馬格の無い馬は種牡馬で成功しない」というのは、多くの例外を含んでいて根拠乏しいネタなので自分は信じていませんが、一方でディープの走りの原動力は強靭な心肺機能とともに、一種天才的なフォームから生み出される一分の隙もないフットワークの賜物だと考えています。その二つが奇跡的に同居したからこそ"飛ぶ馬"が生まれたのだというのが持論。だとしたら心肺はともかく走りのフォームまで産駒に受け継がれるものかという漠然とした疑問があり、ディープの仔だからポコポコ走るかというとそう簡単ではないんじゃないかなと思ったりもします。が、まあ直にわかることです、月並みですが産駒があの天才的なフォームを受け継いでくれることを期待しましょう。
posted by 馬砂雪 at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

ディープが残した最後の仕事/有馬記念予想

本当に心臓に悪い勝ち方をする馬だ・・・
でも勝ってくれてよかったです。来年も楽しみですね、ホウオー


さて有馬記念です。ラストグランプリに相応しい豪華メンバーが揃いました。世間の注目はやはりディープインパクトのラストランということに集まっています。ハーツクライが引退してしまったのは残念ですが、そのハーツがディープにとって国内唯一の土をつけることになったレースがこの有馬記念。引退レースであると同時に、昨年の忘れ物をとりにきた最後の仕事でもあります。

僕は「引退レースの馬に本命は打たない」ということにしています。主には引退レースは陣営が目一杯の仕上げで来ないことが多いから人気ほど信頼が置けないという理由ですが、チャンピオンホースの引退の場合は別の意味もあります。それは新しい世代が台頭するために、引導を渡される役を買って貰いたいという想いからです。

有終の美という言葉がありますが、競馬においてそれはファンの願望であって必ずしも関係者の目標ではありません。ディープインパクトにとっての「絶対に勝たなければならないレース」は前走ジャパンカップであったはずで、有馬記念は(勿論勝ちたいという気持ちはあるが)「まずは無事に」という気持ちのほうが強いのではないでしょうか。

この2年間、日本競馬の看板を背負って走り続けたディープインパクト。無敗の三冠馬として古馬GIを制し、日本最強馬として世界最高峰に挑戦するという(結果は伴わなかったが)日本競馬の金字塔を打ち立てた名馬。JCでケジメをつけ、自分の責任を果たした彼が一番最後に残した仕事、それは次の世代に夢を繋ぐこと。不可侵の伝説的名馬ではなく記憶に残る名馬として、全力で向かってくる3歳馬たちに胸を貸して堂々としたレースを。その先に待っている結末がこれからの競馬を創っていくんだと思います。

そうであってほしいという願いを込めて、ドリームパスポートメイショウサムソンアドマイヤメインの3頭の3歳馬に打倒ディープの大仕事を託します。逃げ馬アドマイヤメインが果敢にペースを作り、サムソン・ドリパスはディープを徹底的にマーク。1頭だけの力ではディープに太刀打ちできないかもしれませんが、”3本の矢”となってそれぞれの思惑がかみ合えば、「100%のディープインパクト」ができない中山競馬場なら十分に勝機は見えてくるはず。ただ、アドマイヤメインに関しては香港後の調整が万全でない点と最終追い切りの動きに不安を感じること、鞍上が「勝ち」にこだわらないことを考えると頭で買いづらい。よってドリパスとサムソン2頭の単勝でいきます。ディープを負かす最後のチャンスにそれぞれ最高の競馬を見せて欲しい。

これは予想ではなく願望です。一年の最後ぐらい、夢を見てもいいでしょう。思えば、僕がディープの出るレースでディープ以外本命を打つのは初めて、名馬がターフから去ることを惜しむ僕からのささやかな抵抗です。来年の競馬がもっと楽しくなるために、ディープインパクトがいつまでも語り継がれるように、素晴らしいレースになることを期待しています。
posted by 馬砂雪 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

来年をうらなう大注目のラジオNIKKEI杯

明日は阪神でラジオNIKKEI杯2歳Sが行われます。かなり強力なメンバーが揃い、来年のクラシックをうらなう重要な一戦になりそうですね。

中でも期待したいのはやはりフサイチホウオー。調教でも併走する先輩を軽く威嚇しながら突き放してしまい、気性的にそうとう負けん気が強いのがわかります。最初は父ジャングルポケットのやんちゃな部分が出てると思っていましたが、よくよく考えると母父サンデーの気性の荒さのほうが強いかも。ここでいい競馬すれば来年へ期待が膨らむところです。

他にも札幌2歳Sの覇者ナムラマースは休み明けでも順調にきてますし、調教の動きも抜群の瞬発力を披露し、能力の高さをアピールしています。新馬戦を逃げて圧勝したリンカーンの半弟ヴィクトリー、馬体も気性もまだまだ子供ですが秘めるポテンシャルは相当高そう。バラ一族のローズプレステージは京都2歳では指し損ねたものの、レースセンスはさすが。マイネルソリストは前走黄菊賞で負かした相手がウオッカ、アサクサキングスも無敗の2連勝で時計も速い。

フサイチホウオーが前走の東スポ杯で朝日杯1、4着馬を負かしていること、マイネルソリストも2歳牝馬チャンプを負かしているということもありますが、事実上、今年の2歳No.1決定戦ではという声も聞かれます。本当にメンバーレベルが高く、あの「伝説」といわれた2000年ラジオたんぱ杯の再現になるのではないかという期待も。その時勝ったアグネスタキオンの仔もジャングルポケットの仔もいる(残念ながらクロフネはいませんが)。札幌2歳、東スポ杯の覇者もいる。キャリア1戦で人気の良血もいる。本当にいろいろな意味で大注目の一戦、いまからレースが待ち遠しい!馬券は買いたいが・・・買うと負けそうだしホウオーの単勝はどうしようかなぁ・・・

翌日のホープフルSもディープ半弟ニュービギニングはじめ、注目馬が多く出走し、有馬を前にして来年の戦いはすでに始まっています。こういうのはほんとわくわくしますね。

※そういえば、ダイワスカーレットの次走はシンザン記念とか・・・。松国先生はJF使わなかった理由が「タキオン産駒は間隔詰めて使うと消耗が大きいから」とかいってたのになんだかなぁ、賞金も十分のはずなのに。アドマイヤオーラも同じくこのレースに出走表明していましたが、折角重賞のチャンスかとおもいきやまたコレ当たるハメになるとは何とも不幸。松国恐るべしローテ。
posted by 馬砂雪 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

紙工作でジャングルポケット

フサイチホウオーがんばれー!!
今週ラジオNIKKEI杯に出走するフサイチホウオー応援の意味も込めてこんなものを作ってみました。

paper

昨日読んでた「keiba01」っていう雑誌で紹介されてた「ペーパーホースパーク」というサイトから図面をダウンロード(無料)させていただいて作りました。

ペーパークラフトって初めてやってみたけど、凄く時間掛かるし難しい・・・でも結構ハマるかも。ちなみにジャングルポケットは制作4時間ぐらい。ディープのほうが雑に作って3時間ってところです。ポケは舌まであってほんと細かいところまで良くできてるすごい図面です。

のりは木工用ボンド使うのがいいみたい。プリンタあったら少し堅めの紙を買ってきて印刷すればすぐできるし、興味がある人、小学校のとき図工が得意だったひとは是非チャレンジしてみてください!
posted by 馬砂雪 at 21:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 競馬コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

ダイワスカーレットは器が違う/最近のニュース雑記

ここのところ少し忙しく、ブログを軽く放置してました、香港振り返るつもりがもう鮮度切れですね…。日本馬残念、ムーンは本当に惜しかった!ということにしときましょ。

その他の、特に気になったネタだけちょっと書いてみます。

オースミダイドウ骨折残念、最も予想していたのである意味かなり納得。しかし、スペ産駒は脚弱いな…

武豊香港で騎乗停止。有馬には影響ないのは何よりですが、あれで停止食らうとは、さすがに香港の裁定は噂通りの厳しさですね。

ばんえい競馬はソフトバンク支援で継続。とりあえずの道ができたのは良かったというべきか。しかしソフトバンク本格的に動いてきたな…

有馬にアドマイヤムーン、メイン参戦!ドリパスは内田博幸。
有馬は3歳勢が豪華ですねえ、松博はいい加減鞍上固定しろ!

さてさて、今週はGIは中休みで来週はいよいよ有馬。色々ありましたが、今年1年の締めくくりにいいレースが見たいですね。個人的にラジオNIKKEI杯も大注目です!ホウオーは頑張ってほしいがそろそろ土がつくかも?




で、今さっき録画した中京2歳ステークスの映像見ましたが、ダイワスカーレットはやはりただ者ではない!!新馬戦のパドックを見て「GIを勝つ馬」と豪語してしまった手前、ここでアッサリ負けられてもと思っていましたが牡馬相手でも全くの楽勝、直線でもほとんど鞍上の手が動かず着差以上の強い内容でした。パドックも録画して見ましたが、既に完成された馬体に近く、今後の成長力はともかく桜花賞ぐらいまでなら能力と素質だけでトップを走れる逸材。アストンマーチャンもウオッカも強いですが、この馬が現段階ではNo.1という評価は、今日のレースで確信に変わりました。松国はホウオーと牡牝二枚看板ですね。
posted by 馬砂雪 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

出遅れてもドリームジャーニー/朝日杯FS回顧

親父が結局8歳(現7歳)まで勝てなかった国内GIを2歳でいともあっさり勝ってしまう孝行息子。それにしても直線の鋭い脚には恐れ入りました。GIで久々に気持ちのいい差し切りを見ました。

成績・レース映像(JRA)
レース後のコメント(ラジオNIKKEI)

アドマイヤヘッド、ドリームジャーニーともに前走に続いて出遅れ(またESPか…)。しかしドリームは結果的にこの後方待機策で脚が溜められたのが良かった。オースミダイドウは軽く掛かり加減でハナを奪っての逃げ。正直、こうなるような気がしてたし、こうなったら中山GIでは勝てないだろうなとも思いました。ダイドウのペースはまずまずでしたが、ペリエが押さえながらの溜め逃げだったため、後続、特に脚のあるローレルゲレイロにとっては絶好のペースで流れた感じ。そのゲレイロが直線向いた時点の手応えは一番だったけど、大外からものすごい脚でドリームジャーニーが一気に抜き差ってしまいました。ダイドウはコーナーで口向き悪く、直線では簡単に並ばれてアウト。それでも3着に残したのは能力か。

勝ったドリームジャーニーは416キロ(前走比マイナス4キロ)という小さな体のどこにあれだけのエンジンを積んでるんだという凄まじい脚でした。父ステイゴールドもやはり小さい馬でしたが、回転の速いフットワークから繰り出される軽快な末脚は鞍上の「軽く飛びました」コメントじゃないですが、ディープインパクトみたいですね。馬体チェックでもまだ成長途上の小さな馬と評しましたが、パドックではまとまりのある体つき、小気味良い脚捌きでキビキビ歩いている姿が特徴的でした。母父もメジロマックイーンでよくもまぁこの血統で2歳GI勝ったなという感じ。池江泰寿厩舎の初GI制覇となりましたが、ステイゴールドもメジロマックイーンも父池江泰郎調教師の育てた馬だけに、この馬で勝てたことは本当に嬉しいでしょう。蛯名騎手も久々のGI勝利ですね、相変わらず大事なところで出遅れかましてくれますがw この馬は自分で出遅れるところがありますが、リズムを崩さずに乗れたことが一番の勝因ですね。

2着ローレルゲレイロも馬体が成長途上と思っていた馬。馬体重がプラス14キロと大幅に増え、ずいぶん幅のある馬体を見せていました。レースでも4コーナーでは勝ったと思わせる手応えだっただけにあの強襲には参ったことでしょう。カワカミと同じキングヘイロー産駒に本田優騎手。強引で、しかし勝ちに行く競馬はレースの面白さを一層引き立てます。夏の北海道から走っていた馬ですがまだまだ成長しそうな逸材。

3着オースミダイドウは前走折角豊が折合いをつける競馬を教えていたのに、ペリエさんはやっぱり普通に逃がしてしまいました。気合つけられたら行ってしまう馬ですし、あれだけ後続にマークを受けながらの溜め逃げでは厳しい。坂でも伸びずに不完全燃焼、大体自分のイメージ通りの競馬でした。基本的にこの馬は中山のマイルで先行して押し切れるほどのパワーとスタミナは兼ね備えていません。坂のない京都や中京ならともかく、今後もスタミナの要求される競馬では直線で甘さを出すでしょう。スピードは良いものがありますからスプリント〜マイルまでに照準を絞ればまだまだ活躍できそうですが。パドックでの発汗も酷かったし、気性的にも大人にならないと来年は辛いですね。

マイネルレーニアも良く頑張ってますが、思ったより最後は伸びませんでした。本来なら自分でハナ切ったほうが良いタイプなので、今回は少々中途半端だったかな。あと松岡のコメントにもあるようにパドックでやや重め残りに映りました。折角だからもう少しきっちり仕上げて欲しかった。フライングアップルは巧く乗って直線内から脚を伸ばして4着確保、ということは勝ったドリームジャーニーも含めて東スポ杯組のレベルは高いですね。フサイチホウオーの評価も上がるかな?

ステイゴールドにキングヘイロー、スペシャルウィーク、グラスワンダーと牝馬のGIもそうでしたが日本で活躍した馬の産駒が上位に来ますね。サンデーサイレンスがいなくなって、種牡馬戦国時代の到来を予感させます。


香港のほうは、後日詳しく書こうと思いますが、1勝も挙げられず残念な結果になりました。ただ、アドマイヤムーンは本当に惜しかった・・・もう少しスムーズに競馬が出来ていれば、もったいないハナ差でしたね。
posted by 馬砂雪 at 22:32| Comment(1) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

朝日杯とか香港の話

今週はいろいろ忙しくて競馬のことは考える暇がありません(いや、仕事とか色々、よく考えると競馬がらみには違いないけど…)。明日も夜は飲みなので、今日のうちに朝日杯についての雑記を。予想じゃないです。

おそらくは1番人気になるであろうオースミダイドウ。自分のPO馬でもあるし、応援したいんですが、これまでのレース振りがどうも強さを感じない、スピードはすごいと思うけど…
馬体チェックにも書いた通り、あまりパワータイプには思えず中山の坂は苦戦しそう。本質的にはスプリンターなんじゃないかとさえ思う血統・馬体・気性。かなり危うい人気馬な気がします、先週のアストンマーチャンとは違う。馬体から選んだPO馬じゃないから、あまり感情移入できてないのかも。

逆にマイネルレーニアは馬体いいと思いつつPOGのリストに入れながら、最終的に切ってしまった馬。とはいえこの血統でここまで走るのは想像以上。当然こちらは馬体は自分好みで中山適性も高そう。この2頭の対決は個人的に非常に因縁深い訳です。

更には、我が愛しのジャングルポケット産駒、ジャングルテクノまで参戦。こちらも馬体チェックで書いた通り、ジャングルポケット産駒の中でも特にそっくりな馬で、走る姿を見ただけで嬉しさを感じます。そういえばこの馬の上のジャズファンクも馬体が好みでPOGで指名していたような。どことなく母の産駒の特徴が思いだされます。

なんだかんだでみんな頑張って欲しいというのが本音。損得抜きならテクノに勝って欲しいけど…


日曜日は香港国際競走もありますね。日本からは今年もたくさんの馬が参戦しますが、どのレースもチャンスありそう。
中でも期待したいのは、アドマイヤ2騎とソングオブウインドの3歳勢。日本競馬のこれからを担う若手に期待をかけるというより、「お前らJCも有馬も出ずに香港行くんだから、勝たなきゃ許さん!」という日本競馬ファンからの叫びです。サムソンとドリパスの分もしっかり頼むぜ!
posted by 馬砂雪 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

ウオッカに酔ったぜ/阪神JF回顧

新種牡馬に乾杯♪

2歳牝馬のGI、阪神ジュベナイルフィリーズを優勝したのはタニノギムレット産駒のウオッカ、2着もアドマイヤコジーン産駒のアストンマーチャンで今年の新種牡馬産駒ワンツーとなりました。

成績・レース映像
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/hjf/result/hjf2006.html

パドックを見たときからいやな予感はありました。細化が激しくまだ成長途上と見ていたルミナスハーバーが絶好の気配、橋口のウソツキ…。ウオッカもしっかり仕上がっていて勝負になる出来。本命ハロースピードが悪かったわけではないのですが軽視していたライバル達の予想外の迫力にやや不安がよぎる。

不安は全然関係ない形で的中し、ハロースピードは痛恨の出遅れ。最も心配していた事態に半分諦めモード。対照的に好スタートを決めたアストンマーチャンは番手最内の絶好ポジション。改装された阪神マイルコースはスタートしてからの直線が長く、ポジション争いでごちゃつくことはなくなったものの、スパイラルカーブは思ったほど役にたたず、最初に後手を踏んだハローは最後まで馬群で揉まれながら不完全燃焼の競馬になってしまいました。まあ、これはそういう不安要素のある馬を選んだ自分が悪い。仮に出遅れが無かったとしても上位2頭には届かなかったでしょう。このまま埋もれず、来年の巻き返しに期待したいところ。

アストンマーチャンは不利のない完璧な騎乗でしたが、直線で勢いよく迫ったウオッカに最後の最後で交わされ惜敗。やはり単なるスピードタイプではなく粘り腰もハンパない。今回は勝負のアヤで負けたといえる部分もあり、横綱相撲で押し切ろうとした内容は勝ちに等しいものでした。かなり大物になりそうな予感がします。現時点では桜花賞最有力候補か。

勝ったウオッカもインから好スタートで道中上手く折り合い、マーチャンをマークする最内をキープしながらスムーズな競馬。直線では一度前が壁になりかけ、外に持ち出すロスがありながらも、父ばりの豪快なフットワークでどんどん前に迫り、遂には捉えきりました。前走は完全に展開に泣いた2着で距離短縮によるハイペースが結果的にはまった印象。父はダービー馬ですがむしろマイラー色の濃い馬体と走りでした。この馬はマイルより長い距離のほうに適切がありそうな伸びのある馬体で、桜花賞は勿論、オークスでも大いに期待できそう。

それにしても、父タニノギムレットで母タニノシスター、カントリー牧場生産の「純・谷水ブランド」とはお見事。父内国産、日高の逆襲は、日高の生んだダービー馬に寄って為されるのか。

来年の牝馬クラシックはこの2頭とダイワスカーレットが主役候補でしょう、今から春が楽しみです。また、「元祖松国流」のダイワチームと、それを受け継ぎ進化した「角居流」タニノチーム、個人的にはこの師弟対決も非常に楽しみです。

ちなみに、ギムレットのレシピは「ジンとライムジュース」、「ウォッカ」じゃないのであしからず(笑
posted by 馬砂雪 at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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