2006年06月24日

リンカーン完璧仕上げ/宝塚記念馬体チェック

POG反省会は来週に回してと、一応やるといっちゃいましたので宝塚記念出走馬の馬体チェックを書いてみました。例の如く、気になる順番にピックアップ。

◆宝塚記念(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

ディープインパクト
相変わらずです、はっきり言って天皇賞から全くといっていいぐらい変化のない馬体です。繰り返しになりますがこの馬にとっては何も変わらないことがベストでしょう。はっきり言って成長してるようにはこれっぽっちも見えないんですがねぇ・・・顔も幼さを残してるし馬体もどこか緩さが残る。それでいてあの競馬ですからあきれる馬です。馬体全体から柔らかさを感じさせる作りと立ち姿。非常にリラックスしていて作り自体も変な細さや太さがなくちょうど良い。天皇賞と同じだけの力は出せるでしょう。

リンカーン
客観的にはこの馬の作りが一番良いですね。サンデーというよりトニービンの色が濃い馬で骨格のしっかりしているところや逞しい腹、トモの張り、力強い四肢、やわらかい繋ぎ、どれをとっても古馬の風格。やや胴長に映る体つきですが内臓面の強さを感じさせる腹袋の張りとトモから飛節に流れるラインの力強さで瞬発力を感じさせませます。状態は万全、全く不安がありません。

ハットトリック
やはりどこに入っても目立つ馬は目立つ。基本的にマイラーの体格で胴はややつまり気味、首差しも太いですが、肩の角度はゆとりがあり、エンジンの掛かりの遅い走りからしても走法は大飛びに近い。かなり張りのある筋肉ですが決して短距離馬的な硬さは見られずむしろ全体的には柔らかい馬。本質的にはこの距離は長いですが、流れ次第では息の長い末脚を炸裂させることも可能です。

コスモバルク
有馬記念の時は穴で押したバルク。今回は海外遠征帰りですが、馬体そのもののバランスや毛づやは相変わらず素晴らしいです。ただ、検疫で手間取った影響で馬体が減ったとのことでしたが、予想通り寂しい馬体になってしまいました。明らかにトモの肉が落ちていて腹回りも絞れたというよりは細化がひどい。それでもこのバランスはさすがといったところです。実際これではそこまで強い調教もできないでしょうし、実質ここまで京都競馬場で2本ほど強めに追っただけ。あとはこの馬の回復力次第でしょうが、正直厳しいと思います。頑張って欲しいけど・・・

アイポッパー
この写真を見る限り、肩回りやトモ、腹に脂肪が付きやや太め。仕上がり万全には映らない。京都得意だが、気合いも乏しくどうだろう?

ダイワメジャー
相変わらずのメリハリのきいた見栄えする馬体。ただ、やや細くなった印象もある。この馬はハットトリックと違って肩口の形からして明らかにマイラーより。走法にもはっきり距離限界が見えるのでどんなに頑張ってもこの距離は厳しい気がします。

カンパニー
張りが良く、トモと飛節の印象からこれがあの瞬発力の原動力かと思わせる迫力。ただ、全体的には体つきに奥行きがなく首の長さや肩の印象がやや窮屈。走り方もぎこちないところがあり、ハマッたときとそうでないときの成績の差が激しい。個人的にはマイルのほうが合ってる気がするんだけど、展開次第では・・・。状態自体はいいと思います。

シルクフェイマス
馬体の形はあんまり好きではないのですが、今回は光が当たってないせいか毛づやも冴えず立ち姿もイマイチ。天皇賞時と比べて明らかな変化はないですが、とりとめて強調点はありません。ただ体調が上向きのようです。案外穴で狙いたい一頭だったりして・・・


馬体考慮しての予想印は

◎ディープインパクト
○リンカーン
▲ハットトリック
△シルクフェイマス
△カンパニー

ディープは勝って海外遠征への壮行レースとしたいところ。果たしてどんなレースを見せてくれるか楽しみです。

 

posted by 馬砂雪 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

さあ、総決算です!!/日本ダービー馬体チェック&予想

オークス、またもや馬体評価した馬が惨敗、低評価を下したカワカミプリンセスに勝たれてしまいました、いやぁ強かったです。
写真がなかったパンドラはともかく、ニシノとの比較でまだまだ子供と甘くみていた馬に勝たれ、繋ぎが立ち過ぎて危険な馬、上がりの速い馬場では厳しいと見ていたアサヒライジングにしっかり残られてしまっては、もはやお手上げ。雨が降って多少馬場が緩んで走りやすくなっていたのがよかったのもありますが・・・。それにしてもイチ押しだったキストゥヘヴンは伸びきれず人気を裏切ってしまいました、現地で見たパドックの印象は正直物足りないもので、迫力に欠ける馬体、まだ少し成長を促したいところ。それにしても、これでクラシックは桜花賞→皐月賞→オークスと3戦連続で馬体酷評馬が勝利という逆神状態。ダービーは、僕が馬体を悪くいった馬から買えば当たりますかね?

で、今週は日本ダービーです。泣いても笑っても、これでNo.1が決まります。昨年の予想時は「ダービーっていうレースはこれまでやってきた全てのレースの総決算なんだから、なんとしても予想を当てなきゃならない」というようなことを書きましたが、今年は当たるきがしません(爆)。だって、こんな混戦ダービー久々なんだもん。どの馬も目移りしちゃいますねぇ。ほんとはこんなの書いてる暇あんまりないわけで、せっかくですがさらっと馬体予想してみましょう。

現時点で1番人気はアドマイヤムーンフサイチジャンクのどちらかだと思いますが、そのどちらも素晴らしい馬体です。ムーンに関してはこれまで散々悪く書いてきましたが、もさっとした部分が解消され、なおかつ今回は首から背中にかけてのラインも緩やかになり、これならなんとか長い距離にもめどが立つかなといった感じ。また、胴回りもさらに一回り大きくなって力強さが増しており、内臓面のタフさが伺えます。ただやはり脚元は相対的に細く、いつ故障してもおかしくない印象はあります。でももう本番ですしね。

ジャンクは相変わらず素晴らしいの一言。バランスの取れた好馬体、黒光りの毛づや、がっしりした骨格に上質な筋肉、標本になるぐらい見事な馬体です。今回は前走時より腹のラインがさらに締まっており長い距離に向けて究極の仕上げを施しているようです。ムーンは逆にボリュームが増した格好で、果たしてこの2頭の正反対の仕上げはどちらが吉と出るのか?

あと、久々にみて相変わらずすごいなとおもったのはマルカシェンク。さすがにいいものもっていますわ。形だけならこの馬とジャンクが一番ダービー馬に近いんじゃないかな。ややコンパクトですが、無駄なところがなくバランスが良い。以前マイラーに見えたどっしりした腹構えやボリュームたっぷりの馬体も、キ甲の抜けた今ではだいぶスラッとしてきて背中の印象からも距離は全く問題ないと思います。ただ、もう少し全体に迫力があってもいいかも、歴戦の他馬と比べると経験が少ない分どうでしょうね。

皐月賞馬メイショウサムソンは毎度のことながら、立ち姿をビシっと決めてくれません。顔つきはどこか幼さが抜けきらない締まりのない愛嬌顔。馬体で言えば肩の角度と胸にかけての隆起が顕著でそのへんは父の産駒の特徴とも一致します。が、寸詰まりにも見えるぐらい腹は短め、トモももう少し大きさが欲しいところ。バランスはもともとよくないのでコロンとしたイメージは付きまといます。あまり見栄えのするタイプではないとはいえ、この程度の仕上げでベストといえるのかはちょっと疑問。。

アドマイヤメインはがっしりした体つきで筋肉の鎧に覆われています。見た目のとおり、走りも硬く、溜めて切れる脚はつかえませんが、内臓と身体能力は高いので前に言って粘る格好ならなかなか止まりません。まだそれでも緩さが感じられますが、立ち姿はパワフルそのもの。繋ぎは長すぎるぐらいなので、あまり前に重心が掛かりすぎると球節の故障を発症しかねません、気になるのはその点か。現時点の完成度は高く、バランスも良いので展開次第では充分やれるでしょう、ダービー向きのタイプではないかもしれませんが。

期待したいジャリスコライトは、これといって悪い部分はないのですが、正直物足りない。皐月賞時とさほど大きな変化もなく、多少締まりが出てきましたが成長は特に変わらずといった感じ。バランスとパーツの良さは極上ですが、如何せん、まだ実が伴っていない感じで、どこか幼い部分が抜けきらない。体型もやはりマイラー寄りで、全身に伸びやかさがなく、この舞台で勝ちきるのは難しいかもしれない。

密かに期待しているのがフサイチリシャール。マイルCでまさかの惨敗を喫し、距離延長のダービーでは益々人気が下がる一方ですが、あえてここで再度注目したい。馬体はずっと好状態をキープしており、年明けからずっと調教を積みながら一度もペースを落としたことがないというのは、とんでもないタフさです。レースを使い続けてやっとこさ少しラインが絞れて来ました。クロフネ産駒やこの馬自身のスタミナは疑問視されていますが、これまでのレースを振り返ってみると内包しているスタミナはかなり高いのではないでしょうか。筋肉は最高潮、トモは力強く、首差しから背中のラインも緩やか。巧く溜めてロングスパートをかければチャンス充分!

純粋に馬体だけなら高得点あげたいドリームパスポート。筋肉がプリプリしていてはちきれんばかり。ぎゅっと詰まった前と後ろに瞬発力が凝縮されたような緊張感がある。ただ、頭もやや高く腹袋の小さいつくりからスタミナの内包は疑問、やはりこの距離は割り引いたほうがいい。


ダービーはやはり距離との戦いでもあります。馬体のバランスだけでなく、豊富なスタミナを生み出すためには強靭な内臓が必要、過去の連対馬の写真を見ても腹袋の力強さは必須といえます。そういう観点からダービー適正も考慮しての馬体評価は以下のとおり!

◎アドマイヤムーン
○アドマイヤメイン
▲マルカシェンク
△フサイチジャンク
△メイショウサムソン
△フサイチリシャール

ジャンクは究極の仕上げが裏目にでるんではないかなぁと・・・全兄タイガーカフェも皐月賞より細めの馬体で出てきて失敗してますし。さて、上記の予想で逆神炸裂ならば、ジャリスコライトドリームパスポートで決まりかな(超爆)。フサイチリシャールは調教パターンを変えてきたりと長い距離をなんとか持たせるための陣営の苦労が実るかも・・・、能力も馬体も常に高いレベルにあるので巻き返しても不思議はありません。

週末はダービー、そして自分の結婚式と盛りだくさんですがなんとかいい天気で迎えたいですね!

posted by 馬砂雪 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

フサイチジャンクほぼ完璧/皐月賞馬体チェック

桜花賞では馬体を酷評したキストゥヘヴンが勝ち、この馬体チェックの存亡が危ぶまれていますが、今週もGI、皐月賞。懲りずにいってみます。

◆皐月賞(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

アドマイヤムーン
弥生賞】⇒【今回
現時点での競馬の完成度はNo.1だが、馬体の作りを見る限り、ある程度限界のある才能のように思えて仕方がない。どちらかというと目立たないタイプの馬体で、体型もマイラー、脚元もやや硬さが感じられるが、胴回り、首、胸の立派さ、トモの大きさ、パーツひとつひとつの素材の質がいいのだろう。内臓面の強さがこの馬の原動力、状態は完全に仕上がりきっている。

フサイチリシャール
スプリングS】⇒【今回
前走でも絞れた印象はあまりなかったが、今回も相変わらずボリューム満点の馬体で、陣営は無理に絞ろうとしていないのかと疑いたくなってしまう。それほどにこの馬の健康状態がいいことを物語っているのだが、逆にそれが切れ味を欠く結果となり前走のような瞬発力勝負で分が悪くなる原因でもある。益々トモに張りがでてパワーアップに疑いはない、瞬発力勝負にどこまで対応出来るかが鍵。

フサイチジャンク
今回
黒光りの毛づやもだが、首差しの力強さや肩の角度、四肢のバランスなど骨格の良さが目立つ。筋肉も鍛え上げられ逞しく、無駄の少ないまさに良血馬の雰囲気。大きなストライドと推進力を生み出す脚元の印象も良く、ほぼ完璧な状態。

ジャリスコライト
京成杯】⇒【今回
均整の取れた美しい馬体。今回は休養明けだが太め感はなく、この馬らしい肌質と筋肉の張り、ボリュームが目に付く。ただ、使われていないせいかどこか緊張感に欠ける印象があり実戦に行って変われるか?相変わらずスケールの大きい馬。

サクラメガワンダー
弥生賞】⇒【今回
父グラスワンダーよりも胴長で全体的にゆとりが出てきた。現時点では前が勝っている印象だが、全体の迫力は申し分なく、首差しの力強さや、ヒバラの、肩の印象が非常にいい。大きな可能性を秘めた一頭。

キャプテンベガ
今回
脚長で、肌が薄く、黒光りする馬体は思わず目を引くが、全体的に肉が付ききっておらず、どこかふにゃふにゃした幼さを感じる。それでも以前に比べれば立ち姿もずいぶん立派になり、少しずつだが風格が出てきた。馬体的にはマイラーに近いが、バランスの良さと脚元の柔らかさは秀逸で、芝での瞬発力を生み出す。さらに兄アドマイヤベガとも被る首からキコウにかけての力強いラインが才能を物語る。将来性十分。

メイショウサムソン
スプリングS】⇒【今回
もともと、あまり良く見せない馬体で、パドック評価はいつも悪いのだが、今回もこの馬らしく地味な印象。腹袋のラインが強靱で、肩、トモの張りはよく、この馬なりに状態維持といったところか。

ショウナンタキオン
共同通信杯】⇒【今回
バランスの取れた見栄えのする馬体で、個人的にも好みの範疇だが、成長という点において、昨年からさほど代わり映えしないのが気になる。線が細いのは元々だが、もう少しトモが大きくなって欲しい。毛づや良好、張りや気配も良く、仕上がり自体はばっちり。

グロリアスウィーク
弥生賞】⇒【今回
首さしから肩にかけてのラインが力強く、胸前のたくましさもある。毛づやも良く、全体のバランスもまずまず。力は出せるデキ。

ドリームパスポート
スプリングS】⇒【今回
無駄のない馬体で、毛づやも良くこの馬なりに良く見せている。全体的に肉が付ききっておらず、まだひ弱な印象。馬体のスケールは他馬に劣るが仕上がり状態は申し分ない。

インテレット
今回
アドマイヤベガ産駒らしい、いい意味でのまとまりがあり、バランスの良い馬体。毛づや、張りとも申し分ない。頭から脚先まで一本筋が通っており、素質の高さを感じさせる。おもしろい存在になれるか?

今回の馬体の印はこんな感じ。

◎フサイチジャンク
○サクラメガワンダー
▲ジャリスコライト
△フサイチリシャール
△インティレット

ムーンがいませんが・・・(爆)、いやとりあえず馬体だけの評価ですからねぇ。

posted by 馬砂雪 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(4) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

"桜花仕上げ"シェルズレイ/桜花賞馬体チェック

さぁいよいよ春のクラシック第一弾、桜花賞です。僕が一年の中で最も好きな競馬の時期ですね。桜花賞・ 皐月賞は春の陽気の中で華やかさと若さとが交じり合い、また、 これから始まるGI戦線への幕開けという意味でも非常にわくわくさせるレースです。ダービーや有馬記念のような「締めくくり」「総決算」 ではなく、何が起こるかわからないという緊張感と期待感、それこそが楽しいのです。

◆桜花賞(GI)  PHOTOパドック(競馬ブック)

テイエムプリキュア
チューリップ賞】⇒【今回
2歳王者は貫禄の馬体。 前走時から大きな変化はなく相変わらずの雄大かつバランスの良い馬体を保っている。状態面は問題なし、 力の要る展開と馬場になれば浮上。

アドマイヤキッス
チューリップ賞】⇒【今回
チューリップ賞は長期休み明けで明らかな仕上がり途上。 それでも楽に差しきったあたりのポテンシャルは相当なもの。 今回はさすがに多少絞れてきて首まわりがすっきり。骨格の良さ、 肉付きの良さが目を引く馬体で、バランスも非常にいい。 マイラー向きというよりは距離伸びてよいタイプだが、この仕上がり、 バランスならマイルGIでも対応可能か?

フサイチパンドラ
阪神ジュベナイルF】⇒【今回
一戦使うごとに体つきが逞しくなり、牡馬と見間違うほどのすさまじい筋肉を誇る。間違いなく馬体だけならメンバー中No.1といえる。昨年暮れより筋肉量が増してよりマイラー的な馬体となったのも好印象。問題は気性面だけで、巧く能力を引き出せるようならこの馬の右に出るものはいないはず。

シェルズレイ
チューリップ賞】⇒【今回
前走時比較で最も顕著に成長がみられる馬。 前走時は豊富な筋肉と骨格をもてあました印象だったが、今回は鍛えられ筋肉もしっかり締まり、 肩とトモの両方に非常に強靭な肉の鎧が纏われている。体型もまさにマイルがベストといった感じで、松国流「桜花賞仕上げ」ここに極まれりといった感じ。特注馬。

ラッシュライフ
チューリップ賞】⇒【今回
以前はバクシンオーが表に出すぎていて距離適性の面でも限界があると指摘していた馬がだ、 ここにきて前後のバランスや首のライン、 全体の印象も抜群に良くなり、母父デインヒルの良さが前面に出てきた。 これなら距離も充分こなせる、注目の一頭。

アルーリングボイス
フィリーズレビュー】⇒【今回
前走時から少し絞れてすっきりした。 相変わらず大きなトモが目を引く。トライアルで体重を減らした馬が多かった中、この馬は順調に体重をプラスで出走してきており、 順調にきている。ただ、マイルはギリギリの距離に映る、ベストは1400mか。

コイウタ
阪神ジュベナイルF】⇒【今回
牝馬にしては骨量豊富で肉付きも素晴らしい馬。 以前はがっちりしすぎて柔軟性に欠ける印象だったが、ここにきてグンとすっきりしてバランスが良くなった。首差し、肩の角度、 脚元のバランスが非常によく、阪神の坂も苦にしないパワフルな走りが期待できる、 距離もマイルから中距離といった感じで条件もベストマッチ。

ダイワパッション
フィリーズレビュー】⇒【今回
毛づやの悪さと腹袋の大きさは相変わらず。 どっしり構えて目つきもきつい。体型的には寸が詰まってややスプリント寄り。ただ、 母方に入った欧州血統がスタミナとタフさを補強しており、単なる軽いスピード馬に終わらない。むしろタフな流れで浮上するタイプ。

アサヒライジング
阪神ジュベナイルF】⇒【今回
大きな骨格の持ち主でやや硬そうな部分も残しつつ、 全体に伸びやかさがあり、距離ももっと伸びたほうが良さそう。桜花賞よりむしろオークスで狙いたい一頭。

キストゥヘヴン
今回
鮮やかな差しきりで重賞制覇となった前走、 流れが向いたのもあるが切れ味は一級品。ただ、全体的にまだまだ幼く脚元もトモもひ弱な印象を受け、線も細い。 今の阪神の馬場を考えると少々きびしいか。

ユメノオーラ
今回
マイネルラヴ産駒らしく、見栄えする馬体。 毛づやや張りも上々で連闘後の回復はうまくいった感じ。全体のバランスのよさは母父サンデー譲りか、一考の価値あり。


桜花賞の適性も含めた馬体評価の印はこんな感じ!
◎シェルズレイ
○フサイチパンドラ
▲コイウタ
△アドマイヤキッス
△ダイワパッション

う〜ん、大混戦、どの馬にも一長一短があり、なかなか難しいところではありますが、 桜花賞の舞台という点ではシェルズレイが一番向いている感じ。これで雨が降ったりすると、ダイワやテイエムあたりも浮上しそうです。

posted by 馬砂雪 at 12:46| Comment(0) | TrackBack(5) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月20日

バルク復調気配・ディープはまずまず/有馬記念馬体チェック

いよいよ、今年の競馬もあと一週を残すばかり。最後はグランプリ・有馬記念です。美浦・栗東共に今年の冬は例年より冷え込みがきつく、 冬毛の目立つ馬が多く、馬体を見る上でも非常に悩ましい状態です。GI連戦の最後とあって疲労度も気になるところ。では、見ていきましょう。

◆有馬記念(GI)  PHOTOパドック(競馬ブック)

まずはなんといってもディープインパクト。今回は菊花賞から約2ヶ月間隔があきましたが、 若干緩んだか。さすがにこの寒さで少しばかり冬毛が出始め毛づやも最高とまではいきませんが、トモやヒバラのあたりの張りは充分、 全体的に良くまとまった感じはさすがです。ただ、お腹のラインは前走時と比べるとやや丸みを帯びて、 アバラがうすっすら浮いていた当時より少し肌に厚みが感じられます。肩の肉付きもいまひとつ物足りない印象で、やや迫力不足かな。 昔からこの馬体であまり変化の無かった馬なので、それほど気にする必要もなさそうです。多少緩いところが残っている馬なので、 意外にもまだ成長の余地があるのではないかなぁといった感じです。ここは一息入っての一戦、仕上がり面は前走時のほうが上。 しかし激戦の古馬と比べ、疲労感が全くないのがいいですね。そういう意味ではいい状態で臨めるといえるかもしれません。
菊花賞】 →【今回

今年未勝利、後が無い前年チャンピオンのゼンノロブロイ。 今度こそ復権して引退の花道を飾りたいところですが、馬体のシルエットはほとんど変化なし。冬毛が出ている部分はしょうがないとして、 その上からでも皮膚の薄さが伝わってくるいい仕上がりで、さすが藤沢厩舎といった感じ。改めてみると、 クビ差しが太く筋肉が盛り上がったスピードタイプの馬体だなぁと思います。完成された古馬の風格、連戦の疲れは感じられません。
ジャパンC】 →【今回

こちらも引退レースのタップダンスシチー。 前走ジャパンカップでは一度叩かれたことで馬体に張りと締まりが戻り、非常にいい馬体で望めました。 今回も腹袋のラインはこの馬としてはいい状態をキープしているように思えます。アバラもうっすら浮き、仕上がり自体は問題ありません。 ただ、 JCで激走した反動でしょうか、トモの張りが若干落ちた印象で、全体的にもやや力強さが感じられません。 光の加減もあるので一概に言い切れませんが、ジャパンCのときのほうが元気があったように思えます。最終追い切りの動き注目ですね。
ジャパンC】 →【今回

エリザベス女王杯2着から意欲の参戦、オースミハルカ。馬体は高レベルをキープし、 非常に逞しい印象。胸が深く、首の角度が絶妙で、それでいてトモも力強く、牝馬ながら堂々の迫力。 仕上がりもエリ女のころと変わりなくほとんど無駄の無いつくり。ヘヴンリーロマンススイープトウショウと牡馬を打ち負かした牝馬たちに共通するのは 「ボリュームのある逞しい馬体」で、この馬も当てはまります。一発ある馬だと思っていいでしょう。
エリザベス女王杯】 → 【今回

再起を図るコスモバルク前走時のPHOTOパドックは酷く、酷評しましたが、今回はだいぶ良くなり、 むしろ好調時を髣髴とさせる印象です。光が強く毛づやが非常によく映りますが、 肌の薄さはさすがで、かつての輝きを感じます。落ちていた筋肉も戻りつつあり、立ち姿に迫力が出てきました。 この馬の場合元気なのが一番、今回は状態急上昇で大復活劇も大いに期待できます。
好調時(04ジャパンC)】→ 【05ジャパンC】 → 【今回

JC2着、日本馬では最先着を果たし、現役最強に王手をかけたハーツクライ。休み明けの天皇賞のデキがすごすぎたせいで、 比較してしまうと張りやボリューム面で見劣りしてしまいますが、シルエットはすっきりみせている割りに腹はしっかり逞しく、 充分な張りもあり、決して悪くは映りません。追い切りでもいい動きを連発していて疲れは無いように思えるのですが、 あれだけの時計で走った後ではやはり心配です。パドックで必要以上にテンションが高くなければ、大丈夫でしょう。
天皇賞(秋) 】→【今回

不得意と思われていた東京コースであわやの4着だったリンカーン天皇賞の時点でほぼ出来上がっていましたが、 JC、 そして有馬までその状態を維持しています。馬体に張りがあり、ボリューム満点。腹がすこし太めに映るのは元々で、 JC後の疲れは皆無に見え、相変わらず好調をキープしているように思います。 今回の出走馬の中で一番良い状態の一頭ではないでしょうか。
天皇賞(秋) 】→【今回

ステイヤーズSで見事復活勝利を挙げた昨年菊花賞馬デルタブルース。久々に馬体を見ましたが、 昨年より締まってだいぶ完成されたなという印象。トモの形や張り、肩の肉付きなどは申し分なく腹袋も立派。 胴周りが逞しく少し寸が詰まって見えるのは同じ父をもつダイタクバートラムのも同じで、 ダンスの産駒はこのタイプのステイヤーが多い。 リンカーンと同じく非常にいい状態。
04ジャパンC】 →【今回

スズカマンボは目立った変化はなく、相変わらずの馬体。 悪くないけど特に強調点も無いといった感じ。欲をいえばもう少し迫力が欲しいところ。
ジャパンC】 → 【今回

ヘヴンリーロマンス
は完全に冬毛に覆われてしまったw。 まぁこういう馬なんでしょうがないですが・・・。全体的にピリピリとしたものが無いですが、体調だけは良さそうで、 馬体も牝馬にしてはボリューム感があり、前走ぐらいのレベルを維持。前走でもそれほど負けていないので、展開向けば出番はあります。
ジャパンC】 → 【今回

サンライズペガサス
は今回は状態ダウンか。 元々見栄えのする迫力の馬体ですが、今回は覇気に乏しく全体のボリュームもしぼんでしまった感じ。毛づやもいまいちで、 天皇賞のころのはちきれんばかりの好馬体はなりを潜めています。 割と消耗するタイプの馬だけに4戦目での上がり目は厳しいか。
天皇賞(秋) 】→【今回

posted by 馬砂雪 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(11) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

ジャリスコライト完成度高い/朝日杯FS馬体チェック

先週の牝馬に続き、今週は牡馬2歳チャンピオン決定戦、朝日杯フューチュリティSです。中山の坂が初めてという馬も多いのでその辺も注目して見ていきましょう。

◆朝日杯フューチュリティS(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

以前紹介しましたが、今年のPOGで一番期待ジャリスコライト、PHOTOパドックには初お目見えですね。デビュー前から馬体を見ていますが、デビュー戦、いちょうSのパドックでは共に余裕残しでまだ仕上げきっていない印象でした。今回の写真ではほどよく締まりを見せ仕上がり状態は上々と言った感じです。馬体はまさに完璧なバランス、首の長さ、肩の角度、胴の長さ、脚の角度・長さ、どれをとっても理想的。筋肉も発達しており、前後にしっかりとした肉付きで腹袋もドッシリ。無駄なところがいっさい無く、2歳にしてすでに完成された馬体と言っても過言ではありません。兄のシェルゲームもかなりのバランスでしたが、如何せん馬格が足りませんでした。この馬はちょうど良い体重で体高もありスケール十分。この馬のフォームは、調教VTRを見れば分かりますが、後脚が凄く前の高い位置まで上がってきて蹴り出します。それが最大の武器である瞬発力を生み出していますね。馬体からはパワーもあり中山の坂は全く苦にしないタイプとみます。期待大。
今回

本来ならここで、残りの「2強」を紹介したいところですが、その前に非常によかったのが一頭、デイリー杯組のダイアモンドヘッドです。この馬も以前予想の項でパカパカファームの話と共に紹介しましたが、今回は非常にいい雰囲気です。手元にある以前の写真と比べてみると、トモに比べてややひ弱に映った胸前の筋肉が非常に発達し、首差しのあたりもすっきりして全体のバランスが良くなりました。胴回りもやや細身ながら迫力があり、毛づやも最高。馬全体からセンスの良さを感じます。この馬体ならかなり期待できるのではないでしょうか。仕上がりは万全です。
今回

東スポ杯をレコード勝ちしたフサイチリシャール。こちらも今年のPO馬ですが、今回の馬体をみての第一印象は「クロフネが出てきたな」。クロフネ産駒は割とスマートな馬体の馬が多く、この馬も以前は細身でどちらかというと母フサイチエアデールのシルエットだったのですが、今回トモの肉付きが明らかに発達していて大きくなっています。胸前の角度は多少窮屈ですがそちらの筋肉も張りが出て腹袋までボリュームが出てきています。ひ弱に感じた以前とはまるで別馬、少しずつ、父の面影が表に出始めました。ただ綺麗な跳びの馬ですから中山の急坂がどうか。適正的には東京のような広いコースの方があっている馬だと思います。
今回

新潟2歳Sは重馬場で圧勝、それ以来の出走になるショウナンタキオン前走時はアバラが浮いたかなりギリギリの仕上げでしたが、今回はそれよりはややフックラした印象で、多少の成長も感じられます。相変わらず全体的にゴツゴツしていますが、ムキムキの筋肉で鎧をまとっているのはさすが上原流といった感じ、同厩の先輩ダイワメジャーも同じような馬体に仕上げられました。首差しの長さ・太さからいっても、あまり長いところに適正は感じず、マイル前後が最も力を発揮できる舞台、なおかつ上原流仕上げで中山の急坂にまさにうってつけの馬体になっています。そういう意味では適正面では最も有力かもしれません。個人的にあまり好きではないけど・・・。
新潟2歳S】→【今回

札幌2歳Sで2着のディープエアー。良くまとまった馬体ですがあまり大きな上積みは見られません。毛づやもいまいちで立ち姿も窮屈。前がずいぶんとボリュームがありますが逆にトモの筋肉が少し見劣りします腹も立派ですがう〜ん・・・、いかにもタイキシャトル産駒の馬体なんですが雰囲気的にいまいちかな。
今回

アポロノサトリ
は前走500万を圧勝。馬体はまだ幼く、トモや肩の筋肉は発達途上。腹袋はボテっとした印象ですが、前走のパドックでも全く同じだったので父コジーンの影響でしょう。全体的に完成度低く、ここまでは素質だけで走っていた馬。今後の成長に期待で、今回いきなりは厳しいかも。
今回

そのアポロノサトリをくるみ賞で下しているスーパーホーネット。これも同様に馬体が幼く、もう少し成長がほしいところです。が、逆にこの体で今の実績なら素質的には大したもの。寸が詰まって短距離指向が強く、マイルまでならなんとかといった感じ。冬毛が出てきて毛づやいまいち、こちらも今回は見送りかなぁ。余談ですが、この馬は父父エルグランセニョール、母父エルセニョールです。いや、それだけですが・・・
今回

前走は接戦ながら京王杯2歳Sを勝利したデンシャミチ。正直、あまりいい馬体の馬ではないですねぇ。あんまりバクシンオーっぽくもないし、バランスもいまいち。前後に一定の筋肉はついていますが、いずれにしても「重賞級」に?がついてしまいます。腹を見ると前走よりやや太い印象。どこまでやれるか疑問。
今回

posted by 馬砂雪 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(5) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月30日

将来性一番、フサイチパンドラ/阪神JF馬体チェック

今週は牝馬の2歳GI、阪神ジュベナイルフィリーズです。気になる馬だけちょっととりあげてみますか。

◆阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

目下4連勝で勢いに乗るアルーリングボイス。この中間も順調にきたようで体の張りは保っています。何度もいっているように馬体自体ははっきりいってあまり見栄えのいいほうではなく、繋ぎも立っていて体全体に伸びが感じられません。今回も特に良くなった印象ではないですが、馬体減りもないようなので力は出せる出来です。今後の成長力はともかく、ここでは完成度で他馬よりリードでしょう。
ファンタジーS】→【今回

馬体のスケールということでいったら、フサイチパンドラが一番でしょう。まだ抽選の身なので出走できるかどうかという問題がありますが、新馬勝ちの内容は以前このブログで触れたように今年の新馬戦の中でも抜けて素晴らしいものでした。馬体の印象はいかにもサンデーらしい体つきで、パーツのバランスが非常に良く筋肉も締まって肌も薄く、センスを感じます。特に胸の深さや胴回りのがっちりとした感じが好感がもて、今後の成長を期待させてくれます。距離はマイルよりはもっと長いところ向きでしょうが絶対能力でここでも十分通用してしまうのではないでしょうか。将来性No.1。
今回

ラッシュライフはまずトモの大きさが目につきます。今回も張りは抜群、前走ではずいぶん馬体が増えていましたが今回はまた胴回りが逞しくなった気がします。距離的にはマイルよりスプリンターよりですが、2歳牝馬同士なら十分こなすでしょう。順調に良化。
ファンタジーS】→【今回

コイウタは非常にガッシリした馬体で、胸の深さが尋常ではありません。全体的に少し堅さも感じますがボリューム感満点で、それでいてフジキセキらしく一定のバランスは保っています。同じ母父のダイワエルシエーロ姉弟なんかも胸前が発達した体つきだったのでそっちからの影響かもしれません。当然細め感はなくいかにも健康的です。
今回

テイエムプリキュアは迫力満点の馬体。肩の筋肉や首さしが逞しく、毛づやも最高で牝馬とは思えない力強さを感じます。バランスもまずまずで腹のラインもフックラ。体調の良さが伺えます。状態面でイチオシならこの馬。
今回

こないだの北海道旅行で生観戦したエーデルワイス賞では、見事優勝し田中勝春騎手のサイン入り馬券をもたらしてくれたグレイスティアラ。そのときパドックでは一番良く見えましたが、あらためて見るとよくまとまった印象の馬体です。フジキセキ産駒らしくそつのない馬体といった感じ。毛づやは一息で特に強調点もないですが、繋ぎの印象からは芝でも十分こなせると思います。
今回

あとは一応取り上げておくのがアイスドール今年のPOGで獲ろうかどうか迷ったあげく、父キャプテンスティーヴをいまいち信用できずに切ってしまいました。ところが未勝利→赤松賞と連勝し、一躍有力候補に躍り出ました。キャプテンスティーヴ×ビスクドール(トゥザヴィクトリーの全妹)ということで01年ドバイWCのワンツー血統というわけですが、胸前や胴の立派なところなんかはトゥザヴィクトリーとよく似ています。POG本でみた写真で左前脚管に骨瘤のようなものがあり、気になっていましたが今回も少し残っている印象、デビューして走ってるということは問題ないのでしょう。バランスが良くて見栄えする馬体、問題はカリカリする気性のほうですかね。
今回

posted by 馬砂雪 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(8) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

カネヒキリ状態ピーク/ジャパンカップダート馬体チェック

今週はGIが2つ、ダートのほうも馬体チェック!

◆ジャパンカップダート(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

以前から割と厳しいことを言ってきたカネヒキリの馬体、ちょっと頼りない部分があったのですが、前走のパドックからその辺が解消し今では非常にすばらしい馬体になりました。首や肩の角度、前とトモのバランスなど非常に良く、完全に垢抜けた印象。毛づや良く、筋肉の張りも締まりも最高、ここでピークに持ってきた感じで万全です。
今回

前走武蔵野Sで同世代のライバル、カネヒキリにダートで初めて土を付け、古馬にも打ち勝ったサンライズバッカス。武蔵野Sもパドックで切ってしまったのですが、馬体が小さくまとまっていてあまりスケールを感じません。ただ、ヘネシー産駒らしくトモまわりの筋肉は立派で、腹袋もドッシリ、毛づやも非常にいいです。ただ、これもヘネシー産駒っぽいですが繋ぎが立ちすぎで肩の角度も窮屈、胴が詰まっていていかにもダート短距離馬といった印象。正直マイルぐらいがベストのような気がしてなりません、今回の距離は長すぎると思います。
今回

タイムパラドックス
はこの7歳にして最充実期を迎えているわけですが、体に無駄な部分はなく、立ち姿も非常に安定しています。今更そう変化があるわけないですが、毛づやも筋肉の張りも上々、さすがといった感じ。個人的には首の角度が好きですね。いかにもダートの重鎮、順調にきています。
フェブラリーS】→【今回

JBCクラシックでは人気を背負いながら掛かってしまい惨敗のサカラート。あまりたくさんみたことがない馬ですが、今回の写真では腹にすこし余裕が感じられます。アフリートの仔は大体こんな感じの馬が多いのでそれほど気にはなりませんが毛づやは一息といった感じ。筋肉の印象はとても良く、状態キープとみていいでしょう。問題は気性面か、デットーリ騎乗でかなり人気になると思いますが果たして・・・
今回

ユートピア
もさすがにベテラン。あまりシルエットに大きな変化はなく相変わらずバランスの良い好馬体を見せています。肩の角度が良く、首をうまく使えるのでスピードタイプながら長い距離でもそこそこ粘って見せます。アバラもうっすら浮いて仕上がりは万全、状態は良し。
フェブラリーS】→【今回

今年のフェブラリーSの頃はまだ幼い印象だったパーソナルラッシュ。最近はだいぶ古馬らしい風格が出てきました。ただそのころの方が馬体に弾力と張りがあった感じで、今回の馬体はほどよく締まっているとはいえ、どこかスケールダウンしてしまっている印象。腹回りにうっすら冬毛が出始め、ちょっと?毛づや自体はいいですけどねぇ。馬体云々よりゲートとか気性とかのほうが問題かもしれませんね、当日の気配要注意です。
フェブラリーS】→【今回

posted by 馬砂雪 at 17:15| Comment(0) | TrackBack(5) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月22日

各馬ほぼ平行線/ジャパンカップ馬体チェック

さて、今週は世界の強豪が集うジャパンカップ、そしてジャパンカップダート。
個人的には一番好きなGIです、なんといってもあの独特の雰囲気がいいですね。
今年の外国馬は何頭か目玉が居ますから本来ならその辺もみたいところですが・・・
とりあえず日本馬の馬体をチェックしてみましょう。

◆ジャパンカップ(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

まずは、ディフェンディングチャンピオンのゼンノロブロイ天皇賞時はややおなかのあたりに余裕があると評価しましたが、今回はその辺が解消されて一度叩かれた分しっかり仕上がっています。全体のラインはほぼ変化なくきていて、デキ落ちは感じられません。藤沢厩舎の馬は大きなレースでの仕上げに抜かりはないのでその辺は心配無用か。好調キープ。
天皇賞(秋)】→【今回

天皇賞時はひどい太め残りで酷評したタップダンスシチー。今回はさすがに絞れてきました。多少まだ腹周りに肉が残っているような印象ですが、元々こんな風に写る馬なので仕上がり自体は悪くないでしょう。全体的に締まって見えるのはいいのですが、何か全盛時と比べて馬体から受ける迫力が薄くなった感じがします。当日の気配に注目。
天皇賞(秋)】→【今回

3歳の代表として参戦のアドマイヤジャパン。相変わらず洗ったあとの写真で毛づやの良し悪しは判別つかず。ただ、それでも上質の筋肉のメリハリははっきりと見えます。胴回りがたくましく、筋肉もかなり発達しています。菊花賞時よりやや腹が太くなった気もしますが、春先の体調不良を考えると細くなるよりはふっくらみえたぐらいのほうがいいでしょう。ほぼ平行線。
菊花賞】→【今回

天皇賞ではまさかの大金星をおさめた牝馬ヘヴンリーロマンス。牝馬にしては雄大な馬格でなかなか迫力があります。比較材料がクイーンS時しかないですが、そのときよりはるかに肉付きがよくなっており、この秋の大躍進は決してまぐれではなくここにきて馬自体の体質も強化されたことをうかがわせます。母父サドラーズウェルズの影響か欧州馬のような印象で、東京コースはいかにも合いそう。毛づやも良く体調万全です。
クイーンS】→【今回

前走毎日王冠では大惨敗を喫し、結局天皇賞の出走も叶わなかったコスモバルク。昨年の2着馬ですがどうも最近は一生懸命走りすぎるのが裏目に出てまったくレースになっていません。今回の写真を見ると、アバラのあたりの肉が落ちておらず、全体的に筋肉の張りも盛り上がりも乏しい印象。張りに関してはまだ前走時のほうが良かった感じです。昨年の2着のころは小柄ながらも迫力を感じさせる出で立ちで、目を引きましたが、正直今は以前のデキには遠く及ばない気がします・・・
毎日王冠】→【今回

スズカマンボ
は前走時も腹袋が立派。前走時もそうだったが、これはこの馬の体型的な特徴なので問題なし。仕上がりはほとんど前走時と変わらない印象です。ふっくらとしていて非常に張りのある馬体、あとは馬本来の実力と精神的な問題でしょう。
天皇賞(秋)】→【今回

全体的に大きく良くなった印象の馬はいませんね。天皇賞がどスローだっただけに今回はペースも違うでしょうからそちらのほうが鍵になってくるでしょう。でも僕の本命予定馬はこの中にはいなかったり・・・(でも外国馬でもなかったり・・・)

明日はジャパンカップダートのほうの馬体チェックをしていきます。

posted by 馬砂雪 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(3) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

マイネルハーティー最高のデキ/マイルCS馬体チェック

今週は古馬マイル王決定戦、マイルCSです。もう暮れですので、ここを最終目標としてきた馬も多く、馬体的にも見所がありそうです。

◆マイルCS(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

まずは、贔屓目なしに今回もっとも目に留まる馬体はマイネルハーティーです。いや、ほんと贔屓目なしです、はい。2歳時はスラリと細身の馬体でしなやかさだけが目立つ馬でしたが、今はトモ、首さし、胸、すべてにおいて上質な筋肉がつき、腹袋も力強くひ腹のあたりもたくましい。毛づやも最高、張りも申し分なく全体のバランスも非常に素晴らしいです。休み明けの京成杯のころと比べると馬体の締りが歴然。競馬ブックでも触れていますが、この馬の良さの一つが繋ぎの柔らかさ、これが強烈な瞬発力と柔軟性を生み出す鍵です。デビュー以来最高の状態での出走となりそうです。
京成杯AH】→【今回

同一GI3連覇の偉業を狙う王者デュランダル。前走時は明らかに急仕上げで馬体を酷評しましたが(でも2着)、今回はさすがにきっちり仕上がってきました。首まわりとトモの筋肉が歴然の違い、毛づやもよくみせ体調もよさそうです。まだ前走同様腹のあたりに余裕を感じますが、むしろこのほうがたくましく写ります。一週前追いきりの動きも前走時よりはるかに上向いており、最終追いをみるまでもなく、好調は明らかです。
スプリンターズS】→【今回

牝馬での優勝を狙う、変則二冠牝馬ラインクラフトですが、うーん・・・。冬場ということもあり、牝馬ですので冬毛に覆われはじめているのはともかくとして、秋華賞の時とくらべると、腹袋に余裕があり、少し緩んでしまった感じです。トモと前の筋肉も落ちていて全体的に前走時にみせていた迫力が感じられません。最終追い一本で仕上がるかなぁ?ポテンシャルの高い馬なので、ないとはいいきれませんが、あくまで大目標は秋華賞だっただけに、この仕上がりは万全とは言い難いですね。
秋華賞】→【今回

アドマイヤマックスは腹袋がボテっとしていて一見太いように見えますが、最近はずっとこんな感じの馬体。いわゆるスプリンター特有の貫禄ってやつですね。スプリンターズS時の写真と比べればよくわかりますが、シルエットにほとんど変化なし。高いレベルで安定しています。中間の動きも相変わらず素晴らしく、前走と同様、ほぼ完璧に近い仕上がりといっていいでしょう。
スプリンターズS】→【今回

相変わらず見栄えのするハットトリック。こちらは一時不調でしたが、天皇賞で久々にいい脚をみせて復調をアピールしました。黒光りする馬体は目を引きますが、安田記念時と比較すると、ほぼ平行ぐらいかな。若干安田のほうが筋肉の張り、立ち姿の気迫がよかったように思います。が、全体的にマイラーとして非常によくまとまった馬体で、状態面はかなりピークに近く、力は出せる仕上がりでしょう。
安田記念】→【今回

サイドワインダー
は何度も故障を繰り返しながら、再びGIの舞台に上り詰めました。前走時も骨折休養明けながら2着と7歳にしていまだ衰え知らずです。その前走でもきっちり仕上がっていましたが、今回はトモの筋肉が程よく盛り上がり、高いレベルで安定しています。少し胴詰まりではありますがバランスがよく、体の線も十分に締まって仕上がりにぬかりなし。あとはサンライズペガサスなどと一緒で、往年の実力が今の世代にどこまで通用するか。
関屋記念】→【今回

ウインラディウスも7歳ながら高いレベルで安定。バランスがよく、肩の筋肉が特徴的で毛づやも相変わらずいい。写真だけ比べると若干京成杯のときのほうが迫力を感じますが、大きな違いではないでしょう。藤沢厩舎だけに入念な乗り込みで馬体のシルエットは十分仕上がっています。問題ははたして本当に輸送競馬に耐えられるのかどうか。当日の馬体重に注目です。
京成杯AH】→【今回

ダンスインザムードは4歳以降は馬体にそれほど変化がみられなくなりました。バランスのよいスラっとしたいかにもサンデー産駒といった馬体ですが、筋肉はそれほど硬く見せず、程よい柔軟性と弾力を感じます。この馬に関しては馬体やパドックで計れない部分が多すぎて、はっきりいって参考になりません。今回もきっちり体はできていますので、「気が向けば」走るでしょうねぇ・・・。
クイーンS】→【今回

ダイワメジャー
は一言でいうとドッシリ。骨量豊富で、筋肉も力強く非常に貫禄のある馬体です。毎日王冠と比べると冬毛なのか少し皮膚の厚みを感じますが、筋肉そのものはそれほど落ちた印象はなく力は出せる出来。個人的にはしっかり絞ってきた毎日王冠のような馬体のほいがいいように思いますが。まぁ問題は喉とかそっちのほうでしょうか。
毎日王冠】→【今回

ちなみにメイショウボーラーは出走しません。

posted by 馬砂雪 at 14:02| Comment(0) | TrackBack(3) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

“マツクニ流”ブラックチーター/ファンタジーS馬体チェック

GI以外はなるべくやらないつもりでしたが、写真あるし2歳重賞ということで初めて見る馬も多く、今後の指針になるかもしれないということでファンタジーSの馬体チェックをやってみます。

◆ファンタジーS(GIII) PHOTOパドック(競馬ブック)

我が意に反して、重賞を勝ち、さらにOP特別を斤量背負って勝ってしまったアルーリングボイス。以前POG関連の本で見かけたときから「奥が感じられない、スケールの小さい馬」と評価し、小倉2歳Sの時も「この馬だけは絶対にない」と豪語して、見事に我が相馬眼のなさを証明してくれた馬。一応補足しておくと、必ずしも走らないと評価していたわけではなく、仮に走ったとしても将来性は疑問、という評価でした。なんてったって天下の社台グループ、育成と血統でちょっとくらい形が悪くても走ってしまいますから。で、改めてこの馬の馬体を見ると、やはり、大物感のかけらもない、と思えてしまう(苦笑。フレンチデピュティ産駒らしく発達したトモが目を引きますが、前は貧弱ですし、クビが短く角度に余裕も無く、全体的にバランスが悪く不恰好、繋ぎも立っていて柔軟性も感じません。それでこの成績、母の父エンドスウィープ、父フレンチデピュティのダートっぽい部分がモロに出た感じでダートのほうがより走りそうな印象を受けます。少なくとも現時点での能力の高さはピカイチで毛づやからは体調のよさも伺えますし、ここでは好勝負のはず。成長力は父か母父かどちらの影響を受けているかで変わってくるのでなんとも・・・自分にとっては非常に評価の難しい馬です。

そしてもう一頭の注目馬、こちらも重賞勝馬を母にもつブラックチーター。この馬もPOGで見ていました。そのときの印象が「黒光りする毛づやで形はよく、スマート。見栄えもする。ただ母父シーキングザゴールドの影響を受けた馬はこういうタイプが多く、そして多くが芝よりダートを得意とする。牝馬だけに線が細すぎるのはマイナス、見かけにだまされると痛い目にあいそう」といった感じ。要するに、穿った見方をしていたと。実際、あまりに黒光りしていましたがその毛づやに隠れた下の筋肉はまだ発達しておらず、本当にこれからついてくるのか疑問も感じたので華麗にスルーしました。それがどうでしょう、新馬戦でふたを開けてみれば芝1400mで素晴らしい脚を見せ、直線だけで突き放す圧勝。同じ1400mの新馬を勝ち、その後連勝でこのレースを制した昨年の勝馬ラインクラフトを髣髴とさせる脚でした。で、問題の馬体、黒光りする毛づやはそのままに、その下に筋肉の鎧を纏っています、そうです、厩舎は松田国英厩舎、あの厩舎らしいまさに“マツクニ流”の馬体。肌が薄く、筋肉のメリハリがはっきりとした感じで、線が多少細いのはしょうがないとして、この時期の2歳牝馬としては破格の馬体といっていいでしょう。そうか、ああいう馬にマツクニ流の調教を仕込むとこういうのが生まれるんだなと、ひとつ勉強になりました。馬体の迫力ならこの馬にかなう馬などいません。問題は前走が稍重での勝利だったこと、見た目からは瞬発力の塊みたいな印象を受けるので軽い芝でのスピード決着にも充分対応できると思いますが、果たして。

もう一頭気になる馬がニシノフジムスメ。新潟2歳Sでショウナンタキオンの2着した牝馬です。デビュー戦は若さを見せ寄れて降着、折り返しの未勝利戦で圧勝して重賞でも2着、かなりレベルの高い牝馬です。馬体は非常に好バランスで僕好み、肩の筋肉の付き方がしっかりしているのはキングヘイロー産駒の特徴のようですが、腹袋のラインもよく、トモのなかなか立派。1400mといわず、2000m以上の距離で真価発揮しそうな印象です。まだまだ幼い部分もありますが将来性は高く、クラシックまで期待していい逸材だと見ております。ここで連対してGIにつなげたいところ。

posted by 馬砂雪 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(2) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

ハーツクライ成長著しい/天皇賞(秋)馬体チェック

GI連続開催は続きます、三冠達成の興奮も冷めやらぬうちに、今週は東京競馬場で古馬の中距離No.1決定戦、天皇賞(秋)が行われます。各馬の状態をみていきましょう。

◆天皇賞(秋)(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

8月に英国のインターナショナルSに出走後、日本での初レースとなるゼンノロブロイ。馬体を見ての第一印象は、まずまず良し。多少おなかの部分の丸みがありますが太め感というほどではなく、全体としてはバランスよく筋肉も程よく締まり、とりあえず力は出せる状態に見えます。ただ、美浦に入厩後の本数は明らかに不足していますし、最終追い切りだけでどこまで状態が整うかは微妙。目標はJC、有馬、ここは7、8分ぐらいの出来ではないかと思います。
宝塚記念】→【今回

タップダンスシチーは宝塚記念以来の出走となりますが、今回はあきらかに太い。デップリです。狙う予定だったので正直ガッカリですね・・・。腹袋は余裕があり、首や肩、トモの筋肉のまわりの脂肪もまったく落ちきっていません。体調がよさそうで肌がつやつやしているのはいいんですが、リラックスしすぎですね。明らかに追い不足、もともとオパールSを叩いてJCと言っていましたから、あくまでここは叩き台としてしか見ていないのかもしれません。
宝塚記念】→【今回

宝塚からぶっつけでの休み明けになるハーツクライは怖いぐらいに状態がいい。以前は線が細く頼りなかった馬でしたが、今では立派な馬体に成長しました。まず発達したトモが目を引き腹袋も力強く輝く毛づやも素晴らしい、皮膚の薄さが伝わってきます。アバラも浮いて太め感もなく休み明けでもほぼ万全、これは買いたいw
宝塚記念】→【今回

リンカーン
は叩かれて確実に上昇。筋肉の張り、毛づやも前走時とは比較にならないほどです。腹袋は比較的ぼてっとして見えるタイプですが、今回はすっきりしていて仕上がり状態は文句なし。全体のバランスも非常にいいです。ただ、なぜでしょう?GIを勝てるスケールみたいなものを全く感じないのは・・・。とにかく状態ならこの馬が一番。
京都大賞典】→【今回

不気味な存在はスイープトウショウ。前走はあからさまな叩き台のレースでしたから、今回は予定どおりの上昇カーブで毛づやも張りも急上昇、一気に絞れていい状態になりました。牝馬とは思えない逞しい前肢とトモのボリューム、腹も力強くさすがに宝塚記念を勝った馬です。目標がここなのか、はたまたエリ女なのかマイルCSなのかいまいちつかめないところですが、ここでも力は出せる仕上がり、非常に怖い一頭。
毎日王冠】→【今回

春の天皇賞からぶっつけのスズカマンボ、当時は穴馬でも今回は天皇賞馬として出走、下手な競馬はできません。放牧明けということで体は全体的に丸みがかっていますが肌の艶や筋肉の張りもまずまず、アバラももう少しでうっすら浮いてくる感じなので、太めというほどではないです。春天時の写真がないので比較が難しいですが、昨年の菊花賞とくらべても全体のシルエットはそれほど変化が無く、敢えて言えば胴回りが立派になったのでしょうか。サンデーサイレンスより母父キングマンボの影響が強い馬体、多少丸く見えても走ります。最終追いに注目。
04菊花賞】→【今回

7歳にして衰え知らずのサンライズペガサス、前走は早めに抜け出しての完勝でしたが、今回は一度使われてさらに良化。毛づやは目に見えてよくなり、首の周り、胸前、トモの筋肉は前走時より格段に発達して見えます。アバラがうっすら浮いて仕上がり状態も文句なし、勝った前走より状態はさらによさそうです。
毎日王冠】→【今回

アサクサデンエンは安田記念からぶっつけですが、全体的に緊張感に欠けどうも迫力不足。バランスのいい馬ですっきり見せるタイプですが、安田記念時とくらべてややふっくら。シルエットがぼやけており、研ぎ澄まされた完成度にはまだ遠い印象。調整不足で毎日王冠を見送ったそうですが、やはり急仕上げ、もうひと絞りほしいところ。
安田記念】→【今回

ストーミーカフェは馬体を大きくみせていて、現状での仕上がりは平行線をキープ。神戸新聞杯の時点でしっかり乗り込まれ、充分仕上がっていたので、その当時からさらに変化したという印象は受けません。能力どおりなら走ってもいいはずですが、果たして?
神戸新聞杯】→【今回

ホオキパウェーブはほぼ前走どおり。むしろ、使ってさらに絞れた感があるけれど、あまり絞れすぎるのは逆にマイナスか。つくところにはついているが、全体的には細身に写る馬体でもうすこし逞しさがほしい。
オールカマー】→【今回

キングストレイルもほぼ変化なし。いい意味での平行線。バランスがよくどっしりと構えています。ただ、馬体の印象はマイラー色が濃く、東京の2000mは厳しい感じもします。腹回りがうっすら絞れて仕上がりは狙い通りといったところでしょう。
セントライト記念】→【今回

うへぇ、全部書いちまった・・・。
疲れた。

posted by 馬砂雪 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(9) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

変化無きこと、完成の証/菊花賞馬体チェック

今週はいよいよディープインパクトの三冠がかかる菊花賞です。明日から北海道に遊びに行ってくるので今週は調教チェックができません・・・(汗
なので、その分馬体チェックに気合いを入れます!

◆菊花賞(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

やはり注目は何と言ってもディープインパクト。さて、前回神戸新聞杯時と比べてどう変わったのか・・・、ほとんど変わっていません(爆)。いやいや、一応毛づやや張りが多少出てきた感じですが、シルエットの変化はほぼなし。あんまり体重の増えない馬ですが、この馬の場合はもうすでに体が完成品に近いのかも知れませんね、無駄なところがほとんどなく本当にバランスの良い馬、確かに迫力や威圧感はないですが、芸術品のような研ぎ澄まされたものを感じます。今回も全く同じような馬体を披露してくれたのは陣営の調整に寸分の狂いもないということ、現状で考えられる最高の状態で臨めることでしょう。その結果は言うに及びません。
前走時】→【今回

アドマイヤジャパンは一度使われてすっきりした。ボリュームを感じる馬体が今回は幾分締まって見え、筋肉も盛り上がってきています。骨格の印象からすこし「堅い」イメージを抱いてしまうのですがそれが距離適性にも影響しそう。血統的にスタミナもあるので一概に言い切れないけど、やはり2000m前後がベストという印象はあります。状態自体は文句なし。
前走時】→【今回

シックスセンス前走時から良い毛づやが目立っていました。今回もそれは変わらず、しかし、前走時から少し頼りなく映った胸まわりの肉や腹のラインがあまり変わらず、むしろ一息に映る感じがします。トモの筋肉も使われた割にあまり変わりなく、前走と平行線に近い印象。前回が良すぎただけに、今回は若干評価落ちです。血統的には3000mは長いでしょうけど、これまでのレースや馬体から受ける印象は伸びてもやれるというもの、ここでも一定の評価は必要。
前走時】→【今回

ローゼンクロイツ、相変わらず太い。叩かれても何という立派な腹袋w。でも前走時とは張りが歴然、目に見えて毛づや、筋肉が良化しています。最終追いである程度は絞れるでしょうが、やはりまだ体をもてあましている成長途上の馬ですね、ある意味上積みという点ではこの馬が一番でしょう。問題は距離、血統的にスタミナはあるはずなのですが、一族はみな2000m前後を得意とし、スタミナよりスピードといった印象、この馬自体も馬体からの印象は中距離ベスト、状態の良さで上位食い込みもあるかな?
前走時】→【今回

アドマイヤフジは撮影時の日当たりがよいので毛づやがよく見えるけれど、目立った変化はなし。前走太めで余裕残しの体でしたが、今回も多少腹のラインには余裕があります。もともと幅のある大きな馬でこれなら許容範囲、血統や走り方で一番長距離適正を感じる馬ですが、今のところは評価据え置き、最終追い切りの内容で状態を判断したいでs。
前走時】→【今回

フサイチアウステルは実に立派な馬体、腰高でトモが大きくかといって前も負けておらず、前走時よりもさらに磨きがかかった印象です。バランスも良くなり、仕上がり状態もほぼベストに近いでしょう。古馬のような雄大さを感じさせる一頭、長い距離合いそうです。
前走時】→【今回

ピサノパテックはやっといい体つきになってきた、さすが血統馬。非常に前後のバランスが良く、毛づやや筋肉の張りもいい。「フジサワ厩舎的」な体になっています、3歳時のゼンノロブロイと非常に似た印象。そのロブロイと同じくやや胴が詰まって見える馬体ですが、前後のバランスの良さから距離もこなしそう、血統もかなりスタミナ寄りで非常におもしろい存在です。問題は掛かる気性か、それが解消できれば一躍浮上。

マルブツライトはメジロライアンらしい骨格のしっかりした馬でラインもなめらか、首が力強いです。毛づやも非常に良くこの馬なりに上昇しています。

コンラッドは現時点ではスケール不足、このメンバーに入ると見劣ります。叩かれて体も締まっていますが、胴が長いと言うより線が細いという感じ。

現時点ではディープインパクト以外の注目馬としては、フサイチアウステルピサノパテックアドマイヤフジアドマイヤジャパンを挙げておきます。

posted by 馬砂雪 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(2) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

メサイア完成の域/秋華賞馬体チェック

今週は3歳牝馬最後の1冠、秋華賞です。前哨戦の結果などから判断するにおそらくはエアメサイア、ラインクラフトの一騎打ちムードですが、とりあえずPHOTOパドックから馬体の仕上がり状態を見ていきましょう。

◆秋華賞(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

エアメサイアは現時点のデキとしては100点あげていいんではないでしょうか。ローズS時は馬体を減らしましたが特にオークス時より細くなったという印象はなく、むしろほどよく締まって筋肉も付き逞しくなった感じでした。今回はさらに磨きがかかってより一層幅が出たという印象です。全体のラインに窮屈さがなくバランスが非常に良い馬体、このメンバーでは最も中距離以上の適正を感じさせる馬です。ローズSの時には成長のすばらしさに驚かされましたが、一度使って今度は完成の域に達したといったところでしょう。
前走時】→【今回

ラインクラフトはほどよい丸みと力強いトモ、肩の筋肉、やはり大物感のある馬体です。前走時とくらべ肉の盛り上がり方が全く違って見えるぐらいに張りが出てきて、一層グラマラスな馬体になっていますね、こちらも一度叩かれてさらに上昇した印象です。ただ、馬体からはやはり「マイル」がベストという印象が強く、首の太さや胸まわりの厚さなども短距離指向が強そうな感じがします。2000mならエアメサイアのほうが適正的に向きそうですね。
前走時】→【今回

次に目立つのがニシノナースコールの牝馬離れした逞しい肉体。ブライアンズタイム産駒らしい骨量豊富かつ発達した筋肉、腹袋も力強く、全体から力がみなぎっている感じです。マイル以上の距離に実績がなく、馬体からもマイルのほうがいいかなとも思える部分もありますが、BT産駒は胴の詰まった馬も多いので牝馬ならこれで十分かもしれません、元来スタミナタイプの父ですから母父ノーザンテーストのスピードとミックスされて屈強な中距離馬が生まれている可能性があります、要警戒。

コスモマーベラスはムキムキと筋肉の隆起が分かる見栄えのする馬体。フジキセキの良いところが出ている完成度の高い体ですね。正直それほど奥は感じないけど、仕上がりは文句なし。腹回りも逞しくスタミナもかなりありそうでここでも自分の力を発揮できるでしょう。

ライラプスは相変わらず見栄えのする馬体、毎回しっかり作ってくる松国厩舎らしいです。しかしこの馬はどう見てもマイラー体型、前走時よりやや筋肉がついた感じもありますが基本的なラインはほとんど変化なし。この馬なりの状態は保っているといったところでしょう。京都の内回り2000mならマイラーでもきてしまうので一応警戒は必要ですが本質的には長いと思います。
前走時】→【今回

同じく松国厩舎のレースパイロットはオークス以来ぶっつけの実戦になりますが、さすがに馬体は一級品。線が細めなのが気にくわないですが、それはいつものこと、バランスは相変わらず世代屈指です、シーザリオとよく似てますね。でも休み明けだというのに、この線の細さが相変わらずというのはあまりほめられたことではないでしょう、良くてもオークス時の状態と平行線といったところではないでしょうか。
前走時】→【今回

その他では、ショウナンパントルは以前のスケールが完全になくなってしまった印象、今回も一定のデキはあるが迫力そのものがうーん・・・といった感じ。デアリングハートは相変わらず見栄えのしない馬体、札幌のクイーンS以来となるが、そのときと大して印象に変化はない。ヒバラのあたりが逞しいが少し余裕も感じられる、正直馬体では判断しにくいタイプの馬で苦手です。エイシンテンダーはプリプリとした肉付きが好印象です、前走時ずいぶんと緩かった馬体がここにきていきなり細く成りすぎてしまった感があるのがちょっと心配ですが・・・、とりあえず太め感は解消されたのはよしとすべきでしょうか。

posted by 馬砂雪 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月27日

デュランダルに黄信号?/スプリンターズS馬体チェック

さて、今週からいよいよ秋のGIが始まるということで、久々に最近ずーっとお休みしていた「馬体チェック」のコンテンツを復活したいと思います。多分GIレースだけになると思いますが、競馬ブックコーナーで取り上げられている有力馬の馬体写真を見ながら、前走との比較、現時点の状態を見極める参考にしていきます。

では、スプリンターズS出走予定馬の中から、何頭かピックアップしていきましょう。

おそらく多くの人が気になるのが、短距離王者デュランダルのデキ。本来なら主役を張る能力と実績の持ち主ですが、なにせ昨年12月の香港スプリント以来9ヶ月ぶりの出走で、どこまで馬体ができているのかが問題です。昨年のスプリンターズS2着時マイルCS1着時、そして今年の写真をを見比べて下さい。蹄のほうは写真を見る限りもう大丈夫ですが、今回の馬体は、明らかに筋肉の落ちが見られます。トモの肉はそれほどでもないですが、この馬の特徴ともいえる深い胸の肉がかなりスケールダウン、それでいて、腹回りはアバラが浮いておらず絞り切れてもいないといった感じです。牡馬としては小柄な部類の馬ですが、今回は特に小さく見えるのもやはり前肢を支える筋肉が減ってしまっているせいでしょう。昨年のスプリンターズでも裂蹄で6ヶ月の休み明けでしたが、今回よりはマシでした。もちろん、この馬の実力は十分にわかっていますし、怖さも承知していますが、最終追い切りがどうあれ、今回は買う必要はありません(あーあ、言っちゃったよ・・・)

カルストンライトオはアイビスSDで一度使われて本番のローテで昨年と一緒。前走時は春から休み明けで12キロ減ってしまったが、どれだけ戻してこれるかが焦点。アイビス時今回を比べるとボリュームが出て多少フックラ、それでいてアバラが浮いてすっきりしている印象もあります。もともとある程度は太く見せる馬体で、むしろフックラとボリューム感と力強さがあるほうがいいタイプなので、馬体回復はプラス材料でしょう。馬体重をきっちり戻すかということと、パドックでの気配のを重視したいですね。

プレシャスカフェは大体いつもよくみせる馬体の持ち主だけど、今回も相変わらず素晴らしい。日が当たっているせいで毛づやもよく映りますが、筋肉に張りがあるのがいいですね。ここ2戦不可解な惨敗が続いていますが、案外少しフックラしているほうがいいのかもしれません。状態がよさそうなので要注意です。

シーイズトウショウは前半戦絶好調で今年こそはと思ったら、またもや秋に体調不良。一時はスプリンターズも回避かといわれたほど調子を落としていたようです。笹針放牧の後ということですが、函館スプリントS優勝時と比べて明らかに線が細くなっています。前走時がボリュームのあるバクシンオーらしい非常にいい馬体だっただけに、今回は萎んでしまってまるで別馬のようです。体調不安がささやかれて、馬体は細化していて、もし馬体重が大きく減っていれば・・・結果はあまり期待しない方がよさそうです。

アドマイヤマックスは好調時のデキをキープしている印象です。サンデーとは思えない丸々としていてはち切れんばかりの胴の詰まった馬体、3歳はそれほどでもなかったのですが古馬になって一気に短距離馬化しました、坂路調教の賜物でしょうか?安田記念時とほとんど変わらない印象で、少し腹袋に余裕があるのはいつものこと、最終追いで十分です。相変わらず良い状態で自分の力は出せるでしょう。

その他で目につくのは、テイエムチュラサン。アイビス時はなめてました。写真では初めて馬体を見ましたが、タイキシャトルとノーザンテーストのいい部分がミックスされた、実に品のいい馬体です。張りも毛づやも申し分なく、立ち姿も様になっています。まだ少し弱そうな部分も見えますが、いかにも充実している若い馬といった印象で、今がピークといった感じ。案外侮れない一頭ですね。


人気blogランキング

posted by 馬砂雪 at 02:13| Comment(0) | TrackBack(4) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月05日

松国馬2頭に注目:マーメイドS馬体チェック

早速ですが、定期更新はやめるといった馬体チェックを(爆
気が向いたので・・・、取り上げる頭数も少なく。

最近低迷を続けるダイワエルシエーロですが今回は注意したほうがいいかも知れません。馬体の印象がここにきてグッと良くなった印象。立ち姿や顔つきにも良かった頃の覇気が戻ってきています。馬体は前走でちょうどできあがっていたはずだし、あとは精神面だけ。

あと、もう一頭の松国馬、クロフネの妹のミスパスカリもおもしろい。以前は線の細さやひ弱さばかりが目立っていたけど、最近になって馬体に実が入ってきて、ハードトレーニングに耐えられるだけの土壌がついてきた感じ。今週の写真をみるとま雰囲気がクロフネとダブるようになってきている。馬体の形はもともと兄に似ていたけど筋肉のバランスも良くなり腹袋のあたりもどっしりとしてきた。走り方も兄と似ていて長くいい脚を使う反面、切れ味では劣るといった印象。展開次第では上位浮上も十分可能かな。

人気blogランキング
posted by 馬砂雪 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月30日

「馬体チェック」更新休止と今後の方針について

いきなりなのですが、とりあえず春のGIシリーズやPOGドラフトなどひと段落がついたので、ここらで当blogのコンテンツについて、見直していきたいと考えています。差し当たって、これまで毎週更新してきた「馬体チェック」の定期更新を一旦ストップしたいと思います。一番の理由は、かなり肉体的に精神的にも負担が大きく、もういい加減疲れたから。。。































嘘です。

馬体チェックは、競馬ブックのオンラインサイト上で公開されている当週の重賞レースに出走する馬の馬体写真を参考にしながら、自分の言葉で気になる馬などの馬体について語るというコンテンツです。最初は気になる馬を数頭だけ取り上げるつもりだったのですが、実際やってみると「あれもいい、これもいい」と目移りしてしまう場合が多く、結局毎週数多くの馬についてのコメントを掲載することになりました。ですが読み返してみると、これがブックやギャロップのコメントとそう大差ない内容なんですね。数頭に的を絞ればいくらか深く立ち入ったコメントも書けるでしょうが、自分の性格からしてそれは無理で、だからといって今のようにすべての馬に少しずつコメントを載せていたら結局「雑誌を読めばいいじゃん」ということになってしまうのです。

さらに、チェックするだけしておいて、実際に予想する段階になってそれを全く反映させていないというのは、たとえそれが自分の予想モットーであったとしてもサイトとしては面白みにかけますし一貫性がありません。そんなわけで、ちょうどGIもひと段落したのでここらで一休みして、今後、「馬体」というものについてどうアプローチしていけばよいのかを自分なりに考えてみたいと思います。定期的な更新はなくても単発でいい馬・気になる馬がいたら取り上げてみたいとは考えています。

あと、これからは競馬関連の記事に関してのコラムをちょくちょく書いていこうかなと思ったりもしています。

人気blogランキング
posted by 馬砂雪 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月21日

2強できまり? 〜宝塚記念馬体チェック〜

総決算・グランプリ宝塚記念です。
今回は8歳にして最高の充実期を迎えたタップダンスシチーと、昨年秋のGIグランドスラムを達成し名実共にナンバーワンとなった年度代表馬ゼンノロブロイの対決が最大の焦点となりそうです。早速馬体を見てみましょう。

ゼンノロブロイは昨年の有馬記念以来半年ぶりの出走になりますが、全体的に良く締まっていてとりあえず好仕上がりといった感じ。毛づやは綺麗で肌の薄さがよくわかります。体型はやや胴が短く脚長で前の発達もよくマイラーに近いものがありますが、母方のミスプロの血が少し感じられますね。全体的にスマートなラインで窮屈さがないので距離をそつなくこなせるのでしょう。無駄が最も少ないのはこの馬です。しかしながら筋肉の張りは絶頂時と比べるとやや迫力不足、ここは休み明けで、あとに海外遠征も控えていることから目一杯でないのは明らか。それでも能力的に十分勝ち負けでしょう。馬体完成度で○。

タップダンスシチーはもう8歳ということで、さすがに若々しさは感じられない。全体的に筋肉の張りや肌の艶も若馬のそれとは異なり若干の陰りを感じる。それでも勝ち続けられるのは長い時間をかけて培われた強靱な筋肉の力と、内臓の強さがあってこそでしょう。毛づやはそれほど良くないですが、体のラインはまずまずといった感じ。金鯱賞当時のデキとそれほど変わらない印象で、いい意味での平行線を保っている。

馬の形だけみると、コスモバルクはずいぶん良くなってきた。無駄なところがなくなり、前肢から胸にかけてや腹袋のラインが力強く全体のバランスも決まっている。毛づやがいまいちなのは日当たりの問題なので最終追い切り後にさらに絞れて毛づやピカピカのパドックなら案外いい勝負ができるかもしれない。

シルクフェイマスはいつにもまして肉が締まって見える。筋肉の張りがピークで体の中心に向けて肉が収縮したような形。細いのとは違い、フックラ見せながら無駄なところの肉が削げ落ちた感じ。仕上がりが良い。

アドマイヤグルーヴは残念ながらこれまで見てきた中でも最悪の写真。他の雑誌でも中間の写真を見る機会があったが、やはり毛づやが酷く、体も張りを失い立ち姿もどこか余裕を感じない。トモの筋肉などは使われて大きくなっているが、それでもあまり進んで買いたくはない。体調面での不調が心配されます。

その他ではリンカーンがだいぶ体に幅がでてきて、いい頃の状態に近づいている。もう一絞りあれば完璧。サンライズペガサスは石坂厩舎らしい馬体の印象で、サンデーというよりマッチョなBT産駒に近い。前駆がトモに勝っているがこの体型は坂のある阪神コース向き。実際阪神コースは得意な舞台なので復活に期待してみたい(怪我しない程度に)。スイープトウショウは安田記念時とほぼ同じ状態。やはり牝馬ながら発達した筋肉の大きさが目につく。使われても減っている様子はなく、相変わらず立派な馬体叩かれてさらに実が入ったといえる。

人気blogランキング
posted by 馬砂雪 at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

マーベラスサンデー産駒に注目 〜プロキオンS馬体チェック〜

さて、今週からいよいよ夏競馬が開幕、いよいよPOG的にもわくわくする季節です。
個人的な話で恐縮ですが、僕は夏競馬というものが大好きで、新緑と晴天、強い日差しの中若駒や上がり馬たちが一生懸命自分の居場所を作るために汗を流す姿は、いきいきとした躍動を感じることができ、その雰囲気がたまらなく心地よいのです。一度でいいから真夏の北海道や福島に行ってみたいですね。

阪神ではプロキオンSが行われますが、今年のメンバーを見ると7歳ニホンピロサートが中心視されるほど薄い面子。若い馬の活躍に期待したいところですが・・・

メイショウサライの馬体がなかなかいいですね。肌の薄さはサンデー系のもの。クビの角度や胸の深さ、腹やヒバラの肉付き、トモの筋肉、どれも水準以上。全体のバランスも良く見せています。一本筋が通っていて、迫力のある馬体。個人的にマーベラスサンデーの仔は形が良い仔が多くて好きなんですけど、この馬もいい。完成度が高い。

同じマーベラスサンデーでもサイレンスボーイはどちらかというとマッチョではちきれそうな馬体。筋肉の張りは抜群、毛づやも以前より良くなってきた。どっしり構えて馬っぷりがいい。首差し、胸前の肉付きが顕著で、腹袋も逞しい、こちらのほうが短距離向き。

ニホンピロサートは無駄がない完成された馬体。トモに対して前の発達のほうが目立つつくりで、前肢の掻き込みがパワフル。黒光りするきれいな肌も年齢を感じさせない。貫禄のオーラを感じる。

ここ2戦すさまじい上がりを記録し、一気にOPに上り詰めた新星テイエムアクションだが、馬体はあまり見栄えしない。毛づもいまいちで、皮膚炎が過去にあったらしくその名残も見られる。馬体も全体的に肉付きが甘く薄い印象だが、フジキセキはこのようなタイプのダート馬が多く、侮れない。というわけでこの馬は馬体見ただけではその良さは分からないかな。

スリージェムはハリ、艶、完璧で絶好調。筋肉も力強く立ち姿も決まっている。アバラが浮くほど絞れているが腹袋とヒバラがしっかりしていて状態はまさにピークといった感じ。ミスプロの堅さもあるが、それ以上に充実が目立つ。

人気blogランキング
posted by 馬砂雪 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月06日

マイネルアルビオン好馬体 〜ファルコンS・エプソムC 馬体チェック〜

春のGIも宝塚記念を残すのみ、もうすっかり夏競馬へ心は向き始めています。今週のレースも今後へ向けてという馬たちが出走してきます。頭数が多いので特に気になった馬だけピックアップ。

ファルコンSからはケイアイフウジンの立派な馬体が目立つ。アフリートの仔なので立派なのも当然か。全体的に窮屈なところがなく、肩や首のラインにゆとりがあって単なる筋肉質とは違うのが好感。完成度の高い馬体。

シンボリグランは昨年POGでとろうかどうか最後まで迷って切ってしまったが、結果的には大失敗。未勝利を抜け出すのに8戦も要したのに初勝利から3ヶ月で3勝を挙げるという出世振り。父グランドロッジはチーフズクラウンの直仔で正直サンプルがなくよく分からないが、この馬自身は肩の筋肉、トモのつくり、そして全体の流れるようなラインが非常にすばらしい。短距離で実績を挙げているが体のつくりは胴長に近く、長い距離もこなせそうな印象の馬。馬体の印象と戦績があまり結びつかないが、バランスは非常によく毛づやもいい。

巨漢でバランスがいいといえばマイネルアルビオンも素晴らしい。トモや前の筋肉の発達は顕著だが、全体にラインがきれいでクビも低く、しなやかに走る姿が想像できるほど良いつくりの馬。体全体から力がみなぎっている。同じマイネルラヴ産駒のマイネルハーティーとは筋肉の質が全く異なる、こちらはパワーとスピードを併せ持つタイプか。

エプソムCトーセンダンティに注目。もともとボッテリした腹回りが多いホワイトマズル産駒でこの馬も例外ではないが今回はしっかり絞れている。アバラが浮いてギュッと詰まった馬体。前の筋肉が非常に発達しており、トモも丸みを帯びてなかなかの張り。立ち姿もしゃんとしていてこれまでにない気合を感じる。

個人的に応援しているカンファーベストだが、この馬なりに良くは見せている感じ。もともとそれほど見栄えする馬ではなくバランス的にトモが甘い印象に写るが、無駄な肉はほとんどなく、完成度の高い馬体。特にデキ落ちは感じられないので、当日のパドックで毛づや良くみせていれば前走以上には走ってくる。

人気blogランキング
posted by 馬砂雪 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。