2005年10月10日

メサイア完成の域/秋華賞馬体チェック

今週は3歳牝馬最後の1冠、秋華賞です。前哨戦の結果などから判断するにおそらくはエアメサイア、ラインクラフトの一騎打ちムードですが、とりあえずPHOTOパドックから馬体の仕上がり状態を見ていきましょう。

◆秋華賞(GI) PHOTOパドック(競馬ブック)

エアメサイアは現時点のデキとしては100点あげていいんではないでしょうか。ローズS時は馬体を減らしましたが特にオークス時より細くなったという印象はなく、むしろほどよく締まって筋肉も付き逞しくなった感じでした。今回はさらに磨きがかかってより一層幅が出たという印象です。全体のラインに窮屈さがなくバランスが非常に良い馬体、このメンバーでは最も中距離以上の適正を感じさせる馬です。ローズSの時には成長のすばらしさに驚かされましたが、一度使って今度は完成の域に達したといったところでしょう。
前走時】→【今回

ラインクラフトはほどよい丸みと力強いトモ、肩の筋肉、やはり大物感のある馬体です。前走時とくらべ肉の盛り上がり方が全く違って見えるぐらいに張りが出てきて、一層グラマラスな馬体になっていますね、こちらも一度叩かれてさらに上昇した印象です。ただ、馬体からはやはり「マイル」がベストという印象が強く、首の太さや胸まわりの厚さなども短距離指向が強そうな感じがします。2000mならエアメサイアのほうが適正的に向きそうですね。
前走時】→【今回

次に目立つのがニシノナースコールの牝馬離れした逞しい肉体。ブライアンズタイム産駒らしい骨量豊富かつ発達した筋肉、腹袋も力強く、全体から力がみなぎっている感じです。マイル以上の距離に実績がなく、馬体からもマイルのほうがいいかなとも思える部分もありますが、BT産駒は胴の詰まった馬も多いので牝馬ならこれで十分かもしれません、元来スタミナタイプの父ですから母父ノーザンテーストのスピードとミックスされて屈強な中距離馬が生まれている可能性があります、要警戒。

コスモマーベラスはムキムキと筋肉の隆起が分かる見栄えのする馬体。フジキセキの良いところが出ている完成度の高い体ですね。正直それほど奥は感じないけど、仕上がりは文句なし。腹回りも逞しくスタミナもかなりありそうでここでも自分の力を発揮できるでしょう。

ライラプスは相変わらず見栄えのする馬体、毎回しっかり作ってくる松国厩舎らしいです。しかしこの馬はどう見てもマイラー体型、前走時よりやや筋肉がついた感じもありますが基本的なラインはほとんど変化なし。この馬なりの状態は保っているといったところでしょう。京都の内回り2000mならマイラーでもきてしまうので一応警戒は必要ですが本質的には長いと思います。
前走時】→【今回

同じく松国厩舎のレースパイロットはオークス以来ぶっつけの実戦になりますが、さすがに馬体は一級品。線が細めなのが気にくわないですが、それはいつものこと、バランスは相変わらず世代屈指です、シーザリオとよく似てますね。でも休み明けだというのに、この線の細さが相変わらずというのはあまりほめられたことではないでしょう、良くてもオークス時の状態と平行線といったところではないでしょうか。
前走時】→【今回

その他では、ショウナンパントルは以前のスケールが完全になくなってしまった印象、今回も一定のデキはあるが迫力そのものがうーん・・・といった感じ。デアリングハートは相変わらず見栄えのしない馬体、札幌のクイーンS以来となるが、そのときと大して印象に変化はない。ヒバラのあたりが逞しいが少し余裕も感じられる、正直馬体では判断しにくいタイプの馬で苦手です。エイシンテンダーはプリプリとした肉付きが好印象です、前走時ずいぶんと緩かった馬体がここにきていきなり細く成りすぎてしまった感があるのがちょっと心配ですが・・・、とりあえず太め感は解消されたのはよしとすべきでしょうか。



posted by 馬砂雪 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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