2005年06月21日

2強できまり? 〜宝塚記念馬体チェック〜

総決算・グランプリ宝塚記念です。
今回は8歳にして最高の充実期を迎えたタップダンスシチーと、昨年秋のGIグランドスラムを達成し名実共にナンバーワンとなった年度代表馬ゼンノロブロイの対決が最大の焦点となりそうです。早速馬体を見てみましょう。

ゼンノロブロイは昨年の有馬記念以来半年ぶりの出走になりますが、全体的に良く締まっていてとりあえず好仕上がりといった感じ。毛づやは綺麗で肌の薄さがよくわかります。体型はやや胴が短く脚長で前の発達もよくマイラーに近いものがありますが、母方のミスプロの血が少し感じられますね。全体的にスマートなラインで窮屈さがないので距離をそつなくこなせるのでしょう。無駄が最も少ないのはこの馬です。しかしながら筋肉の張りは絶頂時と比べるとやや迫力不足、ここは休み明けで、あとに海外遠征も控えていることから目一杯でないのは明らか。それでも能力的に十分勝ち負けでしょう。馬体完成度で○。

タップダンスシチーはもう8歳ということで、さすがに若々しさは感じられない。全体的に筋肉の張りや肌の艶も若馬のそれとは異なり若干の陰りを感じる。それでも勝ち続けられるのは長い時間をかけて培われた強靱な筋肉の力と、内臓の強さがあってこそでしょう。毛づやはそれほど良くないですが、体のラインはまずまずといった感じ。金鯱賞当時のデキとそれほど変わらない印象で、いい意味での平行線を保っている。

馬の形だけみると、コスモバルクはずいぶん良くなってきた。無駄なところがなくなり、前肢から胸にかけてや腹袋のラインが力強く全体のバランスも決まっている。毛づやがいまいちなのは日当たりの問題なので最終追い切り後にさらに絞れて毛づやピカピカのパドックなら案外いい勝負ができるかもしれない。

シルクフェイマスはいつにもまして肉が締まって見える。筋肉の張りがピークで体の中心に向けて肉が収縮したような形。細いのとは違い、フックラ見せながら無駄なところの肉が削げ落ちた感じ。仕上がりが良い。

アドマイヤグルーヴは残念ながらこれまで見てきた中でも最悪の写真。他の雑誌でも中間の写真を見る機会があったが、やはり毛づやが酷く、体も張りを失い立ち姿もどこか余裕を感じない。トモの筋肉などは使われて大きくなっているが、それでもあまり進んで買いたくはない。体調面での不調が心配されます。

その他ではリンカーンがだいぶ体に幅がでてきて、いい頃の状態に近づいている。もう一絞りあれば完璧。サンライズペガサスは石坂厩舎らしい馬体の印象で、サンデーというよりマッチョなBT産駒に近い。前駆がトモに勝っているがこの体型は坂のある阪神コース向き。実際阪神コースは得意な舞台なので復活に期待してみたい(怪我しない程度に)。スイープトウショウは安田記念時とほぼ同じ状態。やはり牝馬ながら発達した筋肉の大きさが目につく。使われても減っている様子はなく、相変わらず立派な馬体叩かれてさらに実が入ったといえる。

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posted by 馬砂雪 at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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