2007年05月27日

勝ってこその夢/日本ダービー回顧

夢破れたあとには何が残るというのか。
ウオッカが勝った、ホウオーが散った、そして競馬が成った。

成績・映像など
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/derby/result/derby2007.html

牝馬の勝利という劇的な結末を迎えた今年の日本ダービー。ウオッカは直線で華麗に突き抜け、17頭の牡馬を相手に頂点にたってみせた。そして圧倒的な一番人気をあつめたフサイチホウオーは直線で伸びきれずに7着惨敗。歴史的な勝利を手にしたウオッカは、府中の直線で上がり33.0秒という究極の脚を繰り出した。(個人的に角居先生は)認めたくないが、オークスではなくダービー挑戦が英断であったということを自ら証明してみせた。脱帽を通り越して尊敬しなくちゃならないのかもしれない。

ただ、レース内容は少々波乱含みではあった。2番人気に推された皐月賞馬ヴィクトリーがスタートで出遅れて後方スタートという予想だにしない展開で幕を開けたこのレース、行くはずの有力馬が行けずにペースはかなり緩い流れに。1000m通過60.5秒は歴代のダービーと比べても決して遅すぎる時計ではないが、今年の馬場は非常に時計が速く、それでこのラップは完全にスロー。ヴィクトリーは出遅れながらも先行して脚を使ってしまい、フサイチホウオーもまた道中掛かり気味に手綱を引っ張って先行。ウオッカは内でじっと溜めて最後の直線までロスのない競馬。一番ラッキーだったのは単騎のマイペースに持ち込めたアサクサキングス、また同じく理想的な流れで先行できたサンツェッペリン。この2頭が前に行ってそのまま残ったのはある意味必然で、ヴィクトリーの出遅れがあったとはいえ、3、4コーナーであまりに2番手集団に動きが少なかったのも原因だろう。よって、最後の直線では完全な瞬発力勝負の展開になり、切れ味で勝るウオッカとアドマイヤオーラが中団好位から脚を伸ばすという展開になった。ダービーでこれだけ速い上がりの馬が多くいたのは初めてだし、持久力勝負では少々分が悪かった牝馬のウオッカにとってはまさに絶好の展開になったことは間違いない。アドマイヤオーラにしてもそれは同じ。

ただ、ウオッカに関しては以前から言っていたように距離が伸びてこその馬だと思っていたので、この舞台で大いに輝いたことには正直あまり驚きはない。ただ、あまりにも鮮やか過ぎる結果に戸惑いはしたけど。この馬が勝った阪神JFの回顧で、この世代の牝馬はダイワも含めて相当にレベルが高いと評したが、この歴史的快挙を成し得てしまうほど強いとは正直予想できなかった。改めて角居調教師の挑戦が価値のあるものだったのかを考えさせられる。この馬は、凄く切れる脚が使えるのに、それが持続して長く脚が使えるという、一見相反するような特徴を持ち合わせている、それってディープインパクトみたいだな、と思ったりもしました。

フサイチホウオーは、あれだけの上がり勝負になってしまうと厳しいのはわかるが、それにしてももう少しやりようはあった。ペースが遅いなら自分から動けばいいだけの話で、それができるほど甘い舞台ではないとはいえ、直線で一度も先頭に並ぶことがなく負けるというのは・・・。ダービーの単勝1.6倍1番人気という数字を裏切ったこの罪は相当に重い。それは馬に力が足りなかったという単純な理由なのだけど、託された夢を裏切ってしまったということの重みはこれかも圧し掛かってくる。東京コースでは手前替えがうまくいかないのでと、不安な面もあったが、レース前のイレ込みや道中の掛かり具合、追って伸びないことも含めて、まだまだこの馬は弱いんだということを自覚させられたレースだった。もちろんこれまでの戦績や、この馬の可能性はまったく疑いようのないもので、再びこの東京の舞台で今日失ったものを取り返しにきてくれると信じたい。

個人的には仕事でなかなか忙しい最中に、自分の応援している馬が1番人気でダービーを向かえて、正直ここまで来れた時点で8割満足かなぁなどと思っていましたが、終わってみてどうでしょう。勝てないということがなんて悔しいことか。これは来年も自分の見初めた馬がダービーで人気してもらわないと収まらないぞといきり立ってしまうぐらい、そのぐらい悔しいし、そして、やっぱり競馬ってのは負けることがあるからこそ追いかける価値があるんだなあ、などと思いました。勝たなければ意味がない、その勝ち(価値)をすべての人が求めるからこそ、このレースが輝かしいんだなと。今年、ホウオーを買って負けた人も、また次のダービーへ夢を賭けてみてはいかがですか。まだレースの余韻に浸りたいところですが、競馬は待ってくれません。すでに来年のダービーへ向けた挑戦は始まったのですから。


そういえば、阪神JFの回顧で松国さんと角居調教師の師弟対決の行方が気になると書きましたが、まさかこのような形で決着を得ようとは思いもよりませんでした。自ら育てたダービー馬タニノギムレットの娘に敗れた松国センセイの心中は・・・。ジャングルポケットも負けていられない、タキオン(アドマイヤオーラ)に負けたままでもよろしくない、まだまだいろいろな代理戦争は終わりそうにありませんね。
posted by 馬砂雪 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(2) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

最高の舞台でらしい競馬を/日本ダービー予想

この一週間だけは、いつもと少し違った気分になる。どんなに仕事が忙しくても、新聞、テレビで競馬のことをチェックする。そういう人は多いんではないでしょうか。僕は当然普段から競馬を見ていますがやはりダービーウィークは心持ちが違います。有馬記念が1年の総決算なら、ダービーは日本のサラブレッドにとっての総決算、競走馬として生まれてすべての馬が目指すべき目標となるレースです。自然、人の熱を感じます。最終的に競走するのは馬でもその舞台をつくっていくのは間違いなく人間なんだなと改めて感じさせられます。

さて、今年の日本ダービーは牝馬のウオッカが参戦とあって話題を集めていますが、それでも1番人気、最も期待されている馬は間違いなくフサイチホウオーでしょう。僕自身、セレクトセールで見たときから注目し、デビューからずっと追いかけ続けた馬だけに、この舞台を1番人気で迎えられることを非常に喜んでいます。そして父ジャングルポケットのファンだったこともあり、タスカータソルテと産駒2頭出しで父のもっとも得意とした舞台、親仔制覇のかかる伝統の一戦を迎えたことに感慨も覚えます。

先日久々に昨年のPOG本を引っ張り出してぱらぱらみていたのですが、改めてこの馬の写真を見ると今とはずいぶん体つきが違うなぁと思いました。トモの肉や骨格の太さは特筆ものでしたが、全体に緩く、幼く、手脚も胴も短い印象です。新馬のパドックで見たときは逞しい筋肉がついてさすが松国と思ったと記憶しています、でも、まだ寸詰まりの印象でした。いまのホウオーは体に伸びやかさもでて、筋肉質なのにゆとりがある非常に素晴らしい形になっています。松国さん自体、デビュー前は手足が短くて心配したと言っていたぐらいなので、これだけの成長は予想外だったに違いありません。原石が時間をかけて磨かれて、宝石といえるまで成長していく様を1年かけて見ることができました。

全然、予想になっていないのですが・・・、少しだけ展望も。毎年言っていることですが、日本ダービーというレースは「絶対当てなきゃいけないレース」なんだと思います。というのは、2歳時からすべての馬がこのレースを目標にし、数多くのステップを経験しながら淘汰され、絞られて、最後に残ったのがこの18頭なわけです。そしてこの馬たちもすでに直接・間接にしろ対戦経験のデータがあり、皐月賞というある意味で最大の前哨戦を経験して、この舞台となるわけです。いわばピラミッドの頂点、これまでのレースをきちんと見ていれば、力関係は大方はっきりしているはずで、東京2400mのコース形態からしてもそこに「展開のアヤ」「伏兵の大駆け」といった要素が入り込む隙はほとんどなく、また、すべての陣営がここを最大目標としていることからも、有力馬の仕上げ、調整失敗という懸念も限りなく少ない。ゆえにファンが支持する本命馬が確固として存在し、また、その1番人気が圧倒的に強いというデータもそれを裏付けている。ダービーの1番人気が強いのは、その馬が1番人気になる裏づけの分母が圧倒的に多いから、だからこの数字には勝利の魔力が宿っています。

というわけで、間違いなく1番人気に推されるであろうフサイチホウオーの1着を信じたいと思います。ホウオーに不安がないと言ったら嘘になります。以前からいっているように、この馬は左手前で走るのが大好きなようで左周りの東京競馬場では直線で上手く手前を替えて走れるのか、また、その際にヨレたりしないだろうか。最終追いきりの様子を見ましたが体調はともかく、手前は終始ぎこちない印象でこのへんの問題は解消されていません。でも陣営も鞍上もすでに吹っ切れている様子。僕もそういうことはあれこれ言っても始まらないかなと思います。直線入って右手前からすぐに左手前に変えてしまっても、ホウオーにとってそれが一番走りやすいならそのまま突き抜けろと、ヨレるのが心配なら、最初から大外持ち出せと。父ジャングルポケットもダービーのときは抜けてから実は遊んで走っていました。そのぐらいの余裕をかませるノリで、ホウオーらしい走りをみせてほしいです。

あとの馬では、アドマイヤオーラが馬体的にピークで少々怖い。本質的にはこの距離では長い気もするんですが、ヴィクトリー次第ですかね。そのヴィクトリーも馬体では不安なし、調教もあの馬なりに順調で、気性的な不安と、堅い走りなので直線が長すぎるかなという懸念がありますが、底力は侮れないでしょう。ウオッカは力関係だけだと思うんです、距離は前から言ってたようにマイルより2400のほうがあっている体型だと思います。ホウオーには負けると信じてますが、そのほかの牡馬相手なら、十分対抗できそうな感じも。

僕は素直に単勝のみですが、どの陣営も夢舞台へきっちり仕上げていますので、素晴らしいレースになると思います。発走時刻を心して迎えましょう。
posted by 馬砂雪 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

2強が抜けた穴は・・・/オークス回顧

飲みに忙しくてレース予想が書けなかった・・・。桜花賞1、2着が不在の混戦オークスは5番人気のローブデコルテが直線一気でベッラレイアを差し切り、見事樫の女王に輝きました。

成績・映像など
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/oaks/result/oaks2007.html

しかし驚いた、ローブデコルテが勝ったこともそうだが、結構人気していたという事実を後から知って余計に驚いた。やっぱり鞍上福永祐一が「オークス男」ということで売れてた部分もあるんだろうか。。

確かにパドックの出来は秀逸でした。後だしだから恥ずかしくてあんまり書きたくないですが、当日パドックで一番よく見えたのはこの馬、芦毛の馬体がうっすら汗をかいて非常にバランスの良い肉付きが印象的でした。じゃあなぜ馬体チェックで軽くスルーしたのか・・・。うーん、正直こぢんまりした馬で、しかもまとまりが良すぎるきらいがあるのでマイルまでの距離がベストかなという意識があったからです。実際今日のパドックの評価は高くても、あくまでこの馬の状態の問題であり、オークスの距離に適正があるとは思えないので馬券的にはまったく無視。そういえば2年前のオークスの時、このブログで「3歳牝馬同士の2400m戦は1700m戦ぐらいの意識で買えばいい」というようなことを書いたのを思い出しました。牝馬の場合本当の距離適性がはっきりしてくるのは古馬になってから、3歳同士でやってるうちは距離適性より馬の完成度と仕上がりを重視すべきと。まさにそんな感じでしたね。ローブデコルテといえば、この馬が勝った新馬戦は函館競馬場で生でみたんですよねぇ。牝馬ながら牡馬相手に中距離で勝って、あとでこのままGI直行するという話を聞いたときに陣営の期待の大きさを感じたのを覚えています。どちらかというと桜花賞かなと思っていた馬ですが、まさかオークスを勝つとは。ちなみにそのときの鞍上は安藤勝己騎手、なんという皮肉・・・

ベッラレイアはいつになく前につけて、直線では早めに抜け出す横綱相撲。結果的には負けたとはいえ、間違いなくこのメンバーでは一番強い競馬をしたといえるでしょう。展開のアヤといってしまえばそれまでですが、GIで初めて1番人気の重圧を背負った秋山にとっては、少しでも不利のないよう前につけたいという気持ちがあったはず。今日のペースは前半かなり早く、追いかけた馬たちはほとんどが失速していたように、あの展開で番手から最後まで凌ぎきろうかという脚が続いたこと自体この馬のポテンシャルの高さの証明になりました。だが、クラシックは終わってしまった・・・。平田調教師にとっても、秋山騎手にとっても「この次」がいつになるかわからないビッグチャンスを逃してしまった悔しさは計り知れないでしょう。そして「2強」がいなかったここで勝てなかったということの大きさも。

結果からいってしまえば、2強の不在を余計に印象付けた内容のオークスでした。桜花賞4着のローブデコルテが唯一の対抗勢力だったベッラレイアをねじ伏せた。カタマチボタンが凡走しているので簡単には言えませんが、ここにウオッカ、ダイワスカーレットが出走していたら、やはりもっと高レベルの競馬をみせていたのではないでしょうか。感冒というアクシデントでオークス回避となった桜花賞馬、あえて牝馬同士の争いから牡馬との戦いへ矛先を変えた2歳女王。勝ったローブデコルテ以上に2頭のことばかり考えてしまいます。ダイワの復帰はおそらく秋になるでしょうが、ウオッカはそのチャレンジの答えが来週出ます。果たしてどれだけの競馬を見せてくれるのか?

いよいよクライマックスです。

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(おまけ)ローブデコルテの新馬戦、ボケてるけど
posted by 馬砂雪 at 21:25| Comment(1) | TrackBack(1) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

1着馬だけ買ってない・・・/ヴィクトリアマイル回顧

なんというはずし方・・・さすが俺。_| ̄|○

成績・レース映像
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/victoria/result/victoria2007.html

東京競馬場5週連続GIの2週目を飾るヴィクトリアマイルは、先週に引き続き大荒れの結果に。勝ったのは松岡正海鞍上のコイウタ、カワカミプリンセス、スイープトウショウの人気両馬は馬群に沈み、上位には中穴クラスが。

予想の時点で、カワカミは体調不良が本物とみて馬券対象からは完全にはずした。ここまではよかった。そして注目馬として馬体、調教ともによかったアサヒライジング、キストゥヘヴン、デアリングハートの3頭を推奨、その3頭はそのまま2〜4着にくるという大健闘。これも当たった。でも軸はスイープトウショウ・・・、しかもコイウタがらみは・・・。素直にアサヒの複勝にしておけばよかったものの、欲をかいて結果損をしました。

後出しであれですが、コイウタも馬体自体は非常に良いと思ってました。前走の競馬は牡馬相手に軽量とはいえ健闘でしたし、かなり状態が良くなったなという感じを受けました。でも、この馬の実力を考えると、正直東京マイルでガチンコ勝負は厳しいんじゃないかと見ていたので、馬券点数を絞った時点であえてはずしました。結果的に前が止まらないような展開だったとはいえ、松岡の積極的な騎乗、馬の頑張り、見事としか言いようがありません。フジキセキ産駒としては芝のGI初勝利ですね、馬主の前川清さんや騎手の松岡もGI初勝利、本当におめでとうです。ただ、松岡はいくら若いとはいえ、もう少しインタビューのコメントは気を使えよ・・・関係者の手前もあるんだから。

2着アサヒライジングは明らかに体調上向きが見て取れたということ、今回同型馬不在で楽に先手が奪えるなど、好走する要素がたくさんあるように思え、素直に期待していました。しかし強いけども相変わらず勝てない馬ですね。デアリングハートも馬体の張りが明らかに変わってきて、スムーズなら一発あるなと思っていたら案の定。4着のキストゥヘヴン、アサヒライジングはコイウタと同じ昨年桜花賞の上位馬。この世代はカワカミプリンセスが居なかった若干低レベルの桜花賞だったという見方をしていましたが、どうしてどうして、条件さえ整えば十分やれるだけの実力はさすがに持っています。

カワカミプリンセスの敗因は、まだ詳しくレースを見てないんであれですが、おそらくは調整失敗からくるものだと思います。スイープトウショウが届かなかったのは、前残りの馬場もありますが、どこかで衰えがあるのかもしれません。いずれにしても、カワカミプリンセスはここで終わるような弱い馬ではないので是非ともしっかり立て直して名馬の威厳を取り戻していただきたい。

※追記
自宅に帰ってからビデオでレースを見返してみましたが、スイープトウショウの直線の走りは明らかにフォームもおかしく、半ばで一杯になっていた。普段のスイープの走りでなかったことは確かで、カワカミ同様体調的に問題があったのかもしれない。

ただまぁ、こればっかりは仕方がないことだとはいえ、毎週毎週GIが荒れるとファンも買う気が失せるよなと・・・。オークス、ダービーは大荒れは考えにくいと思いますが、今の流れでは何があるかわかりません。とにかく強い馬が強い競馬で勝ってくれればそれで良いのですが。
posted by 馬砂雪 at 22:05| Comment(2) | TrackBack(1) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

カワカミ危険信号/ヴィクトリアマイル予想

今年で2回目となる春の女王決定戦ヴィクトリアマイル。開設当初はあーだこーだ言っていたものの、慣れてしまえば結構いいレース番組だなと思ってしまうあたり、自分の単純さを呪います。しかし、昨年のエリザベス女王杯メンバーそのままに、豪華な顔ぶれが揃い非常に楽しみな一戦となりそうです。

当然の最注目馬は「無敗」のカワカミプリンセス。一見すると大して強そうに見えないくせに、走るとやたら強い。本当に底の知れない馬ですが、今回は調整失敗の可能性があり強く推せません。どうやら牧場からガレて帰ってきたとのことで、BTCで調教をやりすぎたのか、それとも体調を崩したのか・・・。いずれにしても写真を見ても一目でわかるぐらい腹回りが痩せて、トモの筋肉も落ち、張りのあったエリザベス女王杯時の馬体とは雲泥の差。これではいくらカワカミとはいえ、危険な気がします。

逆にそのほかの馬たちは、順調に来ているようでどの馬の馬体も素晴らしく甲乙つけがたい状態。中でもアサヒライジング、キストゥヘヴン、デアリングハートの3頭は馬体が素晴らしく充実しており、調教の動きも素晴らしく、まさにピークの出来といっていいでしょう。3頭とも人気を落としてきそうですが、好走する可能性はかなり高いと見ています。

あとはやはりスイープトウショウ。年齢とともに徐々に衰えがあるとはいえ、牝馬同士でマイル戦ならば、ここでも3着ははずさないだろうと見ています。

思い切ってカワカミを馬券からはずすなら、上記3頭から狙ってみるといいかもしれません。
posted by 馬砂雪 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(1) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

雨中の大波乱/NHKマイルC回顧他

N響のファンファーレはやっぱりいいわぁ・・・

成績・映像など
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/nmc/result/nmc2007.html

NHKマイルCはまさかまさかの大波乱、ブービー人気の牝馬ピンクカメオが大外から一気に差しきり優勝。内田博幸中央GI初制覇は単勝7千円台、3連単あわや1000万馬券という超特大のサプライズを引っさげてのものでした。2着は1番人気のローレルゲレイロ(また2着か・・・)。3着が最低人気のムラマサノヨートーでは当たらなくても仕方ないかな・・・。雨で馬場が渋っていたとはいえ、この結果はうーん、いろいろ考えられますなぁ。GIが荒れまくるというのもファン離れを促進しそうですし・・・。

ピンクカメオは金子氏の馬で、父フレンチデピュティ。といえばもちろん2001年のマイルCを制したクロフネと繋がってくるわけです。あの年は2着のグラスエイコウオーも同じ父フレンチでした。そして兄に同馬主、同厩舎のブラックホークがいるという血統背景もまたストーリーを感じます。東京マイルはうってつけの舞台だったか。しかしながら桜花賞でぼろ負けした後のレースで、重賞すら未勝利、いくらウチパクとはいえ買えませんよ、普通。最近このレースは牝馬が強いですね、今日はまいった。これまではマイルぐらいまでしか使われてないけどオークスへはいくのかな?

人気馬総崩れのなか、踏ん張って見せたローレルゲレイロはやはり偉いというべきか。この馬はかなり馬体や走りに窮屈なところがあるので最後の直線で伸び切れないところがある。東京コースということでそれで嫌ってみたんですが、どうしてどうして。今回は内から接戦になったのも良かったと思います。前から思ってたのですがキングヘイロー産駒は東京でよく走りますね。


話変わって、土曜の重賞。京都新聞杯ではタスカータソルテがやってくれました。パドック見たときからこの馬が勝つな、なんて思っていましたが、直線ではなかなかの伸び脚をみせて重賞制覇、父ジャングルポケットの産駒として3頭目の重賞ウイナーとなりました。それが一番うれしい。正直メンバーレベルを考えるとダービーで通用するかどうかは怪しいところですが、父の得意だった東京コースで真価発揮といきたいですね。ホウオーとジャンポケ産駒二枚看板になったということが頼もしい。あのタキオンですら初年度は重賞ホースが2頭しか出なかったことを考えると、想像以上に頑張ってますね。ギムレットもウオッカだけでなく、ヒラボクロイヤル、ゴールドアグリという重賞勝ち馬を出し、アドマイヤコジーンもアストンマーチャン始め頑張ってます。今年の新種牡馬はほんと凄いかも。サンデーが居なくなった影響も大きいとは思いますが。

ダービー、オークスへ向けてだいたいコマが出揃いました。どうやらクラシック上位組みに対抗できそうな新興勢力は存在しないようですね、牡馬はフサイチホウオー、ヴィクトリー、アドマイヤオーラ。牝馬はウオッカ、ダイワスカーレット、ベッラレイア。このメンバーがやはり最上位です。まぁダービーに行く牝馬もいるんであれですが、この中にダービー馬、オークス馬がいるんじゃないかな。
posted by 馬砂雪 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

特注馬ダイレクトキャッチ/NHKマイルC予想

今日は時間があるので久しぶりに予想らしい予想をしてみようかな。といっても毎度のごとく馬体やら調教やらを参考にした思い込み予想ですが・・・

今週はGWだったこともあり(?)馬体チェックをサボってましたが、写真を見ての評価ではアサクサ、ダイレクト、オースミの順。そのほかでもいい馬はいますが今回の条件にマッチしつつ状態がよさそうな馬ということになればこの3頭か。

アサクサキングスはおそらく人気上位ですが、これまでの対戦成績から考えて地力はメンバー中最上位とみて間違いないと思います。皐月賞はスムーズな競馬ができず惨敗しましたが、もともと広いコース向きの馬。メンバー弱化で得意の東京に戻る今回、スムーズに競馬できれば優勝に一番近いのはこの馬でしょう、馬体も状態キープで調教の動きも及第点。長い東京の直線を最後まで抜かせないで走りきれるか、それだけです。

ただ、この馬を負かす可能性として非常に面白いのがダイレクトキャッチ。東京の新馬戦で上がり33秒台の脚を繰り出して注目された同馬。共同通信杯ではフサイチホウオーにクビ差まで迫り才能の片鱗を見せてくれました。その後大事をとって休養、ぶっつけになる今回ですが調教師は明らかにダービーを意識しておりここを叩き台にという野心を感じます。調教の動きは前走時よりも良く、反応もフォームも垢抜けた印象。馬体はスペシャルウィーク産駒とは思えないほど筋肉質で前後のバランスが非常によく、マイルで力を発揮できるつくり。一気にGI馬となるだけの資格十分。

もう一頭の注目馬、オースミダイドウはやはり骨折明け5ヶ月ぶりの実戦というのがカギ。馬体自体は以前よりボリュームアップし、さすがの好馬体で見た目からの不安はない。ただ調教の動きももうひとつで、正直いきなりGIでは厳しいのではないかというのが印象。ペーパーの馬だし応援したい気持ちもあるけど、あまり高い評価はできないですね。

ローレルゲレイロも状態面での不安は感じないけど、正直東京マイルはこの馬の走りに合っていないという感じがするので実績最上位でもあまり評価したくない。イクスキューズは使い詰めでやや下降線を感じる、こちらもあまり推したくない。

というわけで、買うならアサクサとダイレクトの単勝。それか2頭のワイドで。


話変わって、その他の話。かしわ記念はブルコンの華麗な差しきり、ミツオーだいぶ復活してきてますがブルコンの最近の充実振りは恐ろしい。というか前走はなんだったのか・・・。地方といえばこないだ浦和桜花賞で1番人気ながら競走中止となってしまったブラックムーン、残念ながら死亡したとのニュースを見ました。自分も馬券握って応援していましたし、残念です。さて、今週は英国で2000ギニー、米国でケンタッキーダービーとクラシックレースが行われます。正直今年のメンバーはまだチェックしてないのですが・・・何はともあれ楽しみ。アメリカといえばユートピアがG3を勝ちましたね、久しぶりにみたユートピアのレースは日本での脆さが嘘のような逞しいものでした。
posted by 馬砂雪 at 20:07| Comment(0) | TrackBack(1) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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